Βカロテンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > カロテノイド > Βカロテンの意味・解説 

ベータ‐カロテン【beta-carotene/β-carotene】

読み方:べーたかろてん

カロテンの一。ニンジンカボチャなどの緑黄色野菜多く含まれ摂取すると体内でビタミンAに変わる。ベータカロチン。→カロテン


β‐カロテン

分子式C40H56
その他の名称β-カロチン、β-カロテン、β-Carotene、β,β-Carotene、β-Carotine、C.I.Food Orange 5、C.I.フードオレンジ5、C.I.40800、all-trans-β-カロテン、all-trans-β-Carotenetrans-β-Carotenetrans-β-カロテン、(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)-3,7,12,16-Tetramethyl-1,18-bis(1,3,3-trimethylcyclohexene-2-yl)-1,3,5,7,9,11,13,15,17-octadecanonaene
体系名:β,β-カロテン、(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)-3,7,12,16-テトラメチル-1,18-ビス(1,3,3-トリメチルシクロヘキセン-2-イル)-1,3,5,7,9,11,13,15,17-オクタデカノナエン


β-カロテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/22 04:31 UTC 版)

β-カロテン(ベータカロテン、ベータカロチン、β-carotene)は、植物に豊富に存在する赤橙色色素の一つ。両末端にβ環を持つ最も一般的なカロテンである。ビタミンA前駆体(不活性型)である[1]テルペノイドの一つであり、水には溶けないが脂溶性は大きい。


  1. ^ a b Susan D. Van Arnum (1998). Vitamin A in Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology. New York: John Wiley. pp. 99–107. doi:10.1002/0471238961.2209200101181421.a01. 
  2. ^ P. Karrer, A. Helfenstein, H. Wehrli, A. Wettstein (1930). “Pflanzenfarbstoffe XXV. Über die Konstitution des Lycopins und Carotins”. Helvetica Chimica Acta 13: 1084–1099. doi:10.1002/hlca.19300130532. 
  3. ^ 「野菜350g」は本当にカラダにいいの…?食生活のウソホント”. FRIDAYデジタル (2020年7月16日). 2020年11月27日閲覧。
  4. ^ βカロテン摂取で肺がんが増える! データで読み解く食品のウソホント DIAMOND online 2015-07-24
  5. ^ 肺癌リスクのある人にβ-カロテンサプリメントは有害と確認される 日本癌医療翻訳アソシエイツ
  6. ^ カロテン - 「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所
  7. ^ 『まいにちの中高生のお弁当250』24頁。


「β-カロテン」の続きの解説一覧

βカロテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:45 UTC 版)

カロテノイド」の記事における「βカロテン」の解説

βカロテン(べーた-、β-carotene)は、化学式 C40H56植物のもつ黄色色素IUPAC命名法では β,β-カロテン呼ばれるCAS登録番号は 7235-40-7。融点 183 真空封管)の濃紫六方プリズム晶。極大吸収 (CHCl3) 497, 466nm。 かつてはドイツ語由来としたβ-カロチンという語でも言い表された。 細胞膜損傷を防ぐ働きをする。胃癌肺癌対す予防効果注目されていたが、その効果否定する臨床試験結果がでた。 人体脂肪組織蓄えられ肝臓小腸粘膜の中で、必要な時にβ-カロテンが2分子分かれビタミンAになるため、プロビタミンAとも呼ばれる。 β-カロテン多く含む食べ物緑黄色野菜 : カボチャニンジン西洋系)、アシタバコマツナシソホウレンソウマンゴー

※この「βカロテン」の解説は、「カロテノイド」の解説の一部です。
「βカロテン」を含む「カロテノイド」の記事については、「カロテノイド」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Βカロテン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Βカロテン」の関連用語

Βカロテンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Βカロテンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのβ-カロテン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのカロテノイド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS