カンタキサンチンとは? わかりやすく解説

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カンタキサンチン

分子式C40H52O2
その他の名称カロフィルレッド、フードオレンジ8、カンタキサンチン、ロキサンチンレッド10Canthaxanthin、Carophyll RedFood Orange 8、C.I.40850、Roxanthin Red 10、C.I.Food Orange 8、C.I.フードオレンジ8、4,4'-ジケト-β-カロチン、Carophyll red、4,4'-Diketo-β-carotine、4,4'-Dioxo-β,β-carotene、β,β-Carotene-4,4'-dione、C.I.40805、RO-1-9915、RoxanthinRed 10、Orobronze、オロブロンズ、all-trans-β,β-カロテン-4,4'-ジオン、all-trans-β,β-Carotene-4,4'-dione、β-Carotene-4,4'-dione、(7E,7'E,9E,9'E,11E,11'E,13E,13'E,15E)-β,β-Carotene-4,4'-dioneall-E-カンタキサンチン、all-E-Canthaxanthin
体系名:β-カロテン-4,4'-ジオン、4,4'-ジオキソ-β,β-カロテン、β,β-カロテン-4,4'-ジオン、(7E,7'E,9E,9'E,11E,11'E,13E,13'E,15E)-β,β-カロテン-4,4'-ジオン


カンタキサンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 03:42 UTC 版)

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カンタキサンチン[1]
識別情報
CAS登録番号 514-78-3
PubChem 5281227
E番号 E161g (着色料)
特性
化学式 C40H52O2
モル質量 564.82 g/mol
外観 紫色の結晶
融点

217 °C (分解)

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

カンタキサンチン(Canthaxanthin)は、自然界に広く分布するカロテノイド顔料である。テルペノイドの一つで植生化学物質として知られる。化学式はC40H52O2[2]E番号はE161g。

アンズタケ属の食用になるキノコCantharellus cinnabarinus)から初めて単離された(アクソー、1950年[3])。この他にも緑藻バクテリア甲殻類魚類に含まれる[2]

脚注

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  1. ^ Merck Index (11th ed.). Rahway, N.J.: Merck. (1989). ISBN 0-911910-28-X. OCLC 21297020. 
  2. ^ Haxo, Francis (Dec. 1950), “Carotenoids of the Mushroom Cantharellus cinnabarinus”, Botanical Gazette 112 (2): 228-232, OCLC 478099643 

関連項目


カンタキサンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:45 UTC 版)

カロテノイド」の記事における「カンタキサンチン」の解説

カンタキサンチン (canthaxanthin) は分子式 C40H52O2、beta,beta-carotene-4,4'-dione相当するCAS登録番号 514-78-3。融点209吸収極大470~476nm。1950年食用キノコCantharellus cinnabarinus)中に含まれていることが見出されフラミンゴ等の赤色羽毛中やサケマスの肉中、伊勢海老からも検出されている。色調赤色で、高い抗酸化力があり抗腫瘍作用免疫賦活作用等のデータ示されている。

※この「カンタキサンチン」の解説は、「カロテノイド」の解説の一部です。
「カンタキサンチン」を含む「カロテノイド」の記事については、「カロテノイド」の概要を参照ください。

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