δ‐カロテン
δ-カロテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/17 20:51 UTC 版)
δ-カロテン(delta-Carotene)またはε,ψ-カロテンは、一方の端にε環を持ち、他は非環式のカロテンである。光合成植物がリコペンからα-カロテン(β,ε-カロテン)またはε-カロテン(ε,ε-カロテン)合成する際の中間体である[1]。δ-カロテンは、脂溶性である。
|
- ^ Cunningham FX, Gantt E (February 2001). "One ring or two? Determination of ring number in carotenoids by lycopene epsilon-cyclases". Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 98 (5): 2905–10. doi:10.1073/pnas.051618398. PMC 30238. PMID 11226339.
- 1 δ-カロテンとは
- 2 δ-カロテンの概要
δカロテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:45 UTC 版)
δカロテン(でるた-、δ-carotene)は化学式 C40H56 のカロテン。IUPAC命名法では ε,ψ-カロテンとなる。CAS登録番号は 472-92-4。融点 140.5 ℃の橙赤色針状晶。 [ α ] D 25 {\displaystyle {\rm {\left[\alpha \right]_{D}^{25}}}} =+352°。 人参などの緑黄色野菜に含まれている。ビタミンA効力はかなり低い。脂溶性なので、有機溶媒で抽出しクロマトグラフィーで単離する。
※この「δカロテン」の解説は、「カロテノイド」の解説の一部です。
「δカロテン」を含む「カロテノイド」の記事については、「カロテノイド」の概要を参照ください。
δ-カロテンと同じ種類の言葉
- δ-カロテンのページへのリンク