「愛と心の物語」とは? わかりやすく解説

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「愛と心の物語」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 20:00 UTC 版)

エロース」の記事における「「愛と心の物語」」の解説

ヘレニズム時代になると、甘美な物語語られるうになる。それが『愛と心の物語』である。地上人間界で、王の末娘プシューケー絶世の美女として噂になっていた。母アプロディーテーは美の女神としての誇りからこれを嫉妬し憎み、この娘が子孫を残さぬよう鉛の矢で撃つようにエロース命じた。 だがエロースプシューケー寝顔美しさ惑って撃ち損ないついには誤って金の矢自身の足を傷つけてしまう。その時眼前居たプシューケーに恋をしてしまうが、エロース恥じて身を隠し、だが恋心抑えられず、魔神化けてプシューケー両親前に現れ、彼女を生贄として捧げるよう命じた晴れてプシューケー同居しエロースだが、神であることを知られては禁忌触れるため、暗闇でしかプシューケー会おうとしなかった。姉たちに唆されプシューケー灯りエロース当てると、エロース逃げ去ってしまった。 エロース端正な顔と美しい姿を見てプシューケーも恋に陥り、人間ありながらアプロディーテーの出す難題を解くため冥界行ったりなどして、ついにエロース再会する。この話は、アプレイウスが『黄金の驢馬』のなかに記した挿入譚で、「愛と心」の関係を象徴的に神話したものである。プシューケーとはギリシア語で、「心・魂の意味である。 プシューケーとの間にはウォルプタースラテン語で「喜び」、「悦楽」の意。古典ギリシア語ではヘードネーと言う名の女神生まれた

※この「「愛と心の物語」」の解説は、「エロース」の解説の一部です。
「「愛と心の物語」」を含む「エロース」の記事については、「エロース」の概要を参照ください。

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