シリコーンゴムとは? わかりやすく解説

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シリコーン‐ゴム


シリコーンゴム

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

シリコーンゴム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 23:47 UTC 版)

シリコーンゴム: silicone rubber シリコーン・ラバー)とは、シリコーン樹脂シリコーンを主成分とする合成樹脂)のうち、ゴム状(ラバー状)のもの。「シリコンゴム」「シリコンラバー」「ケイ素ゴム」とも言われる。

耐熱・耐水・耐薬品性に優れている。

用途

上述の特性を活かして、きわめて幅広い用途に用いられている。

たとえばシール剤、保護用部品、メス型(モールド)などとして、分野を限定せず、広く用いられている。

保護部品

たとえば身近なところでは電卓デジタルオーディオプレーヤーなどのケースなどにも使われている。

スポーツ用

身近なところでは、水泳の耳栓水泳帽にも使われている。

調理用

耐熱性や柔らかさを活かして、鍋つかみ、鍋敷き、ケーキの型などに使われている。

医療用

生体への影響が少なく、前述の特性から体液に触れても変質しにくいため、医療では弾性材料や繊維材料として利用されており、前者ではバルーンカテーテル、後者では気体透過性が良い事から人工心肺膜としても利用されている。歯科医療などの型取り剤、美容整形手術の充填剤などにも用いられている。


材料

なお、シリコーンゴム(シリコーンラバー)の元となる素材材料)は、液体の状態で市販されており、触媒を加える事でシリコーンの重合反応により硬化する。反応のタイプにより付加反応型と縮合反応型とに大別される。

関連項目


シリコーンゴム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 15:39 UTC 版)

Oリング」の記事における「シリコーンゴム」の解説

耐熱性耐寒性優れおおよそマイナス100から250に至る非常に幅広い温度域で使用される欠点としては機械的強度低く運動用には推奨されない

※この「シリコーンゴム」の解説は、「Oリング」の解説の一部です。
「シリコーンゴム」を含む「Oリング」の記事については、「Oリング」の概要を参照ください。

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