二次色とは? わかりやすく解説

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二次色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 08:27 UTC 版)

加法混合
減法混合

二次色(にじしょく)とは、色空間の中で原色を混ぜ合わせて作られたもののである。 二次色の例として以下のようなものがある。

(RGB)

     
(●) + 緑色 (●) = 黄色 (●)
緑色 (●) + (●) = シアン (●)
(●) + (●) = マゼンタ (●)
 

顔料 (CMY)

     
シアン (●) + マゼンタ (●) = (●)
マゼンタ (●) + 黄色 (●) = (●)
黄色 (●) + シアン (●) = 緑色 (●)

CMYKという表記がある際、Kは黒のことを示している。理論の中でCとMとYのインクを混ぜ合わせることにより黒いインクが出来上がる。実際は正確に量を調整しないと暗い茶色をしたインクが出来上がる。

伝統的な塗料方法(RYB)

     
(●) + 黄色 (●) = 橙色 (●)
黄色 (●) + (●) = 緑色 (●)
(●) + (●) = 菫色 (●)
 

RGB色空間の中で複数の色が加えられると、明るい色を作るために暗い色のレベルが始まる。RYB色空間で顔料を使う際は暗い色のレベルは用いられず、RYBのときに暗い色が残ってしまうという結果になる。

光(RYB)

     
(●) + 黄色 (●) = 橙色 (●)
黄色 (●) + (●) = 緑色 (●)
(●) + (●) = 菫色 (●)
 

顔料 (GVO)

     
緑色 (●) + 菫色 (●) = (●)
菫色 (●) + 橙色 (●) = (●)
橙色 (●) + 緑色 (●) = 黄色 (●)
 

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