メスティーソとは? わかりやすく解説

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メスティーソ【(スペイン)mestizo】

読み方:めすてぃーそ

メスチゾ


メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 16:58 UTC 版)

メスティーソスペイン語: Mestizoポルトガル語: Mestiço)は、白人ラテンアメリカ先住民インディオ)との混血である人々[1]。ポルトガル語ではメスチース、またスペイン語はメスティソメスチーソメスチソなどとも書く。Mestiçagemなど原語では、人種の違うもの同士での婚姻や交配を意味し、転じて混血児全般を表す言葉になった。特に白人とインディオの混血のことを指すことが多い。


  1. ^ 戸籍制度を完備している国は、日本と韓国、台湾のみである。
  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年2月4日閲覧。
  2. ^ http://www.juridicas.unam.mx/publica/librev/rev/facdermx/cont/242/art/art10.pdf
  3. ^ 国本 2002, pp. 112, 114.
  4. ^ 国本 2002, pp. 114–115.
  5. ^ Sweet, Frank W., Legal History of the Color Line: The Rise and Triumph of the One-drop Rule, Backintyme, 2005
  6. ^ 国本 2002, p. 115.


「メスティーソ」の続きの解説一覧

メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 07:33 UTC 版)

ボリビア人」の記事における「メスティーソ」の解説

メスティーソは先住民と、ヨーロッパ系の人またはヨーロッパ系の子孫との混血民族である。彼らは全国存在しボリビア人口26%を占める。彼らのほとんどはメスティーソを自分アイデンティティであると思っているが、同時に自分自身一つ上の先住民文化をもつとも認識している。

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 05:06 UTC 版)

ペルー人」の記事における「メスティーソ」の解説

メスティーソは総人口のおよそ47%から59.5%を占める。メスティーソという語は伝統的にインディアンヨーロッパ系(特にスペイン人)の先祖を指すものである。この語は植民地時代存在したカースト分類一部であり、そのカースト制度においては植民地生まれた純粋なスペインの子孫はクリオーリョアメリカインディアンスペイン系の混血の子孫はメスティーソ、アフリカ系スペイン系の混血の子孫はムラートアメリカインディアンアフリカ系混血の子孫はザンボ呼ばれたペルー人メスティーソの多くインディアンヨーロッパ系の子孫だが、その他の民族背景アジア中東アフリカなど)をもつ人々存在し、その割合は様々で、メスティーソの人口一部をなしている。ほとんどのメスティーソは都会在住者であり、リマ地方ラ・リベルタカヤオカハマルカピウラランバイエケアレキパ地方では色濃くヨーロッパ伝統継承見られる

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 08:40 UTC 版)

権力と栄光」の記事における「メスティーソ」の解説

農民神父逃亡助けた廉で逮捕される。「メスティーソ」とはスペイン語で「混血児」という意味。

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 02:08 UTC 版)

アルゼンチン人」の記事における「メスティーソ」の解説

正確な人数不明だが、全人口の中にメスティーソの混合人種がいる。遺伝子研究によればアルゼンチン人フットプリント調べるとヨーロッパ系大多数占めているというわけではないという結果がでている。アルゼンチン人口に関する最も信頼の高い遺伝子研究機関のひとつによればアルゼンチン北東部北西部南部中央部(特にブエノスアイレス中心部)では、サンプルの人たちによる人口構成65%がヨーロッパ人で、次いで31%のアメリカインディアン、4%のアフリカ人もいる。しかし、この研究アルゼンチン平均的な民族分布しっかりと示しておらず、多様なアルゼンチン人遺伝子存在するということだけを示した結果となっている。また、その研究ではアルゼンチン国内でも大きな違いみられるという結果がでている。Daniel Corachによる研究ではアルゼンチン国内の平均ではどうなるかと、さまざまな地域調べてみるとアルゼンチン人による常染色体の78.5%がヨーロッパ系であることが分かった。ある資料ではメスティーソはアルゼンチン全体では2.5%で高い地域でもせいぜい15%という結果がでている。

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:36 UTC 版)

フィリピン」の記事における「メスティーソ」の解説

過去数百年で中国系(華人)やスペイン人(サンボアンゲーニョ(英語版))との混血進み混血率は高い。地域によって混血率は違いスペイン統治時代重要な軍港であった地域、特にサンボアンガでは、スペイン人との混血率が高い。混血者はラテンアメリカ同様にメスティーソと呼ばれる外国出稼ぎに行く国民10人に1人はいる出稼ぎ国家で、外国で働く労働者が多いため、その他の混血の人も多い。その中でも、日本人アメリカ人フィリピン人ハーフが多い。

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 10:03 UTC 版)

ベネズエラ人」の記事における「メスティーソ」の解説

メスティーソは白人先住民混血指し全人口の半分以上占める(約51.6%)。

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メスティーソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:36 UTC 版)

コロンビア人」の記事における「メスティーソ」の解説

コロンビア人のうち43%はメスティーソか、ヨーロッパ人初期インディアン祖先との混血である。

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