セム語派
セム語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/07 08:58 UTC 版)
「セム族 (民族集団)」の記事における「セム語族」の解説
セムという名称は比較言語学において語族名に転用され、セム語族(英: Semitic Language Family)という用語が生まれた。その上位にはセム・ハム語族 (Semito-Hamitic) ないしハム・セム語族 (Hamito-Semitic)、後にはアフロ・アジア語族 (Afro-Asiatic) が立てられ、セム諸語(英: Semitic Languages)はその下位グループとされた。今日では Semitic をセム語派と翻訳することもあるが、セム語族という呼称も用いられる。 言語学と民族学において、「セム」語(「名」と翻訳される聖書の「シェム」〔ヘブライ語: שם、アラビア語では ساميّ〕に由来)という言葉は、主として中東に起源がある言語グループを指す用語であった。この語群には、アッカド語(アッシリア語とバビロニア語)、アムハラ語、アムル語(英語版)、アラビア語、アラム語/シリア語、カナン語群/フェニキア語、カルデア現代アラム語、エブラ語、エドム語(英語版)、ゲエズ語、ヘブライ語、マルタ語、マンダ語、モアブ語、ティグレ語とティグリニャ語、ウガリット語などが挙げられる。
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