エブラ語とは? わかりやすく解説

エブラ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/25 22:36 UTC 版)

エブラ語: Eblaite language)は、セム語派の消滅した言語で、紀元前23世紀に古代都市エブラ、現在の西シリアアレッポハマーの間にあるテル・マルディーフで用いられていた。


  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Eblan”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/ebla1238. 
  2. ^ Krebernik (1996)
  3. ^ Faber (1997) p.7
  4. ^ a b c Gordon (1997) p.101
  5. ^ Huehnergard & Woods (2004) p.229


「エブラ語」の続きの解説一覧

エブラ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/12 05:13 UTC 版)

東セム諸語」の記事における「エブラ語」の解説

北西シリアから出土したエブラ語の資料は古アッカド語とほぼ同じ紀元前2400年ごろにさかのぼる。出土した資料の量は15000件にものぼるが、使われ時期紀元前3千年紀中頃のみである。はじめは西セム語属すると考えられていたが、研究が進むにつれてこの言語西セム語に共通な改新形を持たずアッカド語と共通のいくつかの改新が行われている(男性複数形語尾人称代名詞与格形など)ことが明らかにされた。このため東セム語属すると考えられることが多くなり、学者によってはアッカド語初期方言とみなす者すらある。しかし、エブラ語は表記法上の制約大きく、じゅうぶん研究進んでいない。

※この「エブラ語」の解説は、「東セム諸語」の解説の一部です。
「エブラ語」を含む「東セム諸語」の記事については、「東セム諸語」の概要を参照ください。

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