平家の落人
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平家の落人(へいけのおちうど)とは、治承・寿永の乱(源平合戦)において敗北した結果、山間部などの僻地に隠遁した平家側の敗残兵などの生き残りのこと。平家の一門やその郎党、平家方の戦いに与した者が挙げられる。平家の落武者ともいうが、落人の中には武士に限らず公卿や女性や子供なども含まれたので、平家の落人というのが一般的である。こうした平家の落人が特定の地域に逃れたという伝承が残っており、俗に「平家の落人伝説」という。
- ^ 柳田國男『伝説』(岩波書店 、1940年9月5日)
- ^ 『柳田國男全集』筑摩書房
- ^ 中込弥男『遺伝Q&A』(裳華房、2000年9月) ISBN 4-7853-8723-8
- ^ 横山蔵利 (2021年6月16日). “平家の落人由来? 青森・島守弁を残す「逆引き辞典」”. 朝日新聞デジタル
- ^ 夏油温泉由来記
- ^ 黒子氏・山田城を参照
- ^ 「三浦半島再発見」 神奈川新聞社 2003年 P22 ISBN 978 4876453351
- ^ おおくすエコミュージアムの会 子安の里
- ^ 富山と自然
- ^ 大聖寺川上流域の歴史編纂委員会 編『大聖寺川上流域の歴史』(初版)ホクトインサツ、小松市日の出町(原著2009年4月5日)、120頁。
- ^ a b 2011年7月30日 福井新聞 21面
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 編『角川日本地名大辞典 24三重県』角川書店、1983年6月8日、1319頁。全国書誌番号:83035644
- ^ 美杉村史編集委員会『美杉村史 下巻』美杉村役場、1981年3月25日、598頁。全国書誌番号:82006004
- ^ 吉岡一生『山口伝説散歩 : 防長写伝』、NCID BA78408512、2001年、p.95
- ^ 今和次郎『改稿 日本の民家』相模書房、1943年、P.57頁。
- ^ a b 角田『平家後抄』講談社学術文庫
- ^ “離島活性化の取組み― 佐世保市の離れ島“宇久島”―” (PDF). 国立国会図書館デジタルコレクション (2008年8月). 2015年4月18日閲覧。
- ^ 『北波多村史通史編Ⅰ・通史編Ⅱ』唐津市2011年12月発行
- ^ 椎葉村観光協会 - 鶴富屋敷
- 1 平家の落人とは
- 2 平家の落人の概要
- 3 平家の落人とは
- 4 平家の隠れ里
- 5 参考文献
- 平家の落人のページへのリンク