紅の

デジタル大辞泉

くれない‐の〔くれなゐ‐〕【紅の】

読み方：くれないの

［枕］

１ 色の美しく、浅い意から、「色」「あさ」にかかる。

「—色には出でじ」〈古今・恋三〉

「—浅葉(あさは)の野らに」〈万・二七六三〉

２ 紅花の汁の染料を「うつし」といい、また、紅を水に振り出して染め、灰汁(あく)で洗う意から、「うつし」「ふりいづ」「飽く」などにかかる。

「—現(うつ)し心や妹(いも)に逢(あ)はざらむ」〈万・一三四三・一云〉

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「紅の」の例文・使い方・用例・文例

• この口紅の色がいちばん薄いです
• 灰皿の中に口紅のついたたばこがあった。
• 彼女の真紅の唇.
• コンクエストの真紅の翼によるファン
• 華やかな単生の深紅の花が点頭するテキサス産のつる性木本
• その食用の球茎のために耕作されるあるいは、温室で、その大きな葉と目立つ深紅の肉穂花序を取り囲んでいる仏炎苞アジア南東部の悪臭のあるいくぶんか肥満した熱帯植物
• ユーラシア産園芸多年草で深紅の花が頂部に密にかたまって咲く
• その魅力的な白い羊毛状の葉と派手な深紅の花のために南東ヨーロッパで広く栽培されている古い庭用の植物
• 米国南西部とメキシコ北部に産する、粘着性の枝を持つ多年草で、塊茎状の根と深紅の花を持つ
• 熱帯アメリカ産のよく栽培されるサボテンで、匍匐する細い茎と数日にわたって咲く非常に大きく華やかな深紅の花を持つ
• 深紅の花を持つサボテン科の1属
• やぶ状の鉢植え植物で、白から淡いピンクの花の後に深紅の実が総状花序をなしてつく
• 非常にとげだらけの白い綿のような葉と、頭部がたれているじゃ香のような深紅の花のある北アメリカ東部で順化したユーラシアの多年生植物
• 熱帯アフリカ産の一年生植物で房飾りの形をした深紅の頭花を持つ
• 熱帯アジア産の一年生植物で、房飾りの形をした小さな深紅の花の頭花が目的で栽培される
• 光り輝く通常緋色がかった深紅の目立つ花で展示用に栽培される
• 白から真紅の包膜を持つたまねぎ
• 落葉性の低木で、深紅の花の総状花序と、黒い斑点のある赤い種子を持つ
• キンギョソウ属の庭園植物で、竜の顔に似た派手な白または黄または深紅の花をつける
• 鮮やかな深紅のかさと細い柄を持つハラタケ科