平家一門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:08 UTC 版)
「平家物語 (アニメ)」の記事における「平家一門」の解説
平重盛(たいら の しげもり) 声 - 櫻井孝宏 平清盛の子で、平家の棟梁。謹厳実直な人物で、横暴な父の行いと、平家の行末に心を痛めている。 左目の色が異なり、この目で亡者を見ることができる。びわが父親を平家の侍に斬られたことを見抜いて哀れみ、子供たちの遊び相手という名目で屋敷に引き取った。 平徳子(たいら の とくこ) 声 - 早見沙織 重盛の異母妹。清盛と時子の娘。入内して高倉天皇の妻となる。 聡明で快活な女性でびわと親しくなるが、びわは彼女の「未来」を見てしまう。 高倉天皇は徳子以外の女性を寵愛することが多く、平家と朝廷の間で悩んだ徳子はすべてを「ゆるす」ことを思い定める。 夫の死後は安徳天皇を守ることを決意するが、平家と運命をともにすることになる。 平維盛(たいら の これもり) 声- 入野自由 重盛の長子。気が弱いが心優しい性格。 院近臣藤原成親の娘・新大納言局を妻とし、高清らを儲ける。しかし鹿ヶ谷の陰謀発覚後は、この縁が重盛を窮地に追いやることとなってしまう。 舞が得意で、人々から称賛されるが戦には向いておらず、初陣では心に大きな傷を負う。富士川の戦いでは一戦もしないうちに退却したことで清盛の怒りを買い、武士として強くならねばならないという強迫観念に取りつかれる。 清盛没後には武士として活躍するが、倶利伽羅峠の戦いで地獄を見てしまう。 平資盛(たいら の すけもり) 声 - 岡本信彦、小林由美子(幼少期) 重盛の次男。勝ち気で、びわとは軽口を叩いては喧嘩する間柄。 鷹狩に出かけた際、摂政・松殿基房の前で下馬しなかったため暴行を受ける。清盛は報復として基房の行列を襲撃する騒動(殿下乗合事件)を起こした。その後、重盛によって伊勢国で謹慎させられる。 情勢や人物を客観的に見ているところがあり、兄弟にも遠慮なく物を言う。 平清経(たいら の きよつね) 声 - 花江夏樹 重盛の三男。笛が得意で、重盛の死後は敦盛と行動することが多い。 明るい性格で、資盛からはおつむが軽いと言われていたが、都落ち以降は悲観的な思いに取り憑かれる。 藤原経子 声 - 本名陽子 重盛の妻で、藤原成親の妹。 平清盛(たいら の きよもり) 声 - 玄田哲章 重盛の父。平家の棟梁の座を重盛に譲り、出家して入道(僧侶姿)になっているが、一門の実権を握っている。 今の世を変えるという志を持ち、斬新なものを好む。「おもしろかろう?」が口癖。豪放磊落な性格で、強い権力欲の持ち主。徳子は他人を駒としか見ていないと評している。 平時子(たいら の ときこ) 声 - 井上喜久子 清盛の妻。奔放な夫に振り回されるが、しっかりと手綱を握っている。 平宗盛(たいら の むねもり) 声 - 檜山修之 重盛の異母弟。清盛と時子の子。重盛に対抗心を持ち、びわは嫌味な男だと評している。 重盛の死後、平家の棟梁を引き継ぐが、源仲綱の馬を取り上げ「仲綱」という名をつけて辱め、反乱のきっかけを作るなど軽率な振る舞いが目立つ。 清盛没後には酒宴に明け暮れ、情勢に翻弄されるばかりとなる。 平時忠(たいら の ときただ) 声 - 青山穣 時子の弟。 平敦盛(たいら の あつもり) 声 - 村瀬歩 清盛の弟・経盛の子。笛が得意で、清経に憧れている。一方で武士に憧れ、重盛や重衡を尊敬している。 一ノ谷の戦いでは清経の笛を取りに戻ったために退却に遅れ、呼び止めた熊谷直実と戦い、武士として命を落とす。 平知盛(たいら の とももり) 声 - 木村昴 宗盛の弟。豪快な人物。重盛の死後には宗盛の補佐役となる。 平重衡(たいら の しげひら) 声 - 宮崎遊 宗盛、知盛の弟。重盛の死後も、その遺児たちを気にかけている。文武に秀でた武士であるが、戦いの中で寺社を焼いてしまったことを悔いている。 一ノ谷の戦いで捕らえられ、頼朝の前に引き出されるが、頼朝には「牡丹の花」のようであると評される。 平忠度 - 中村和正 平行盛 - 真木駿一 平教経 - 武田太一 平高清 - 和多田美咲 夜叉御前 - 木野日菜 藤原輔子 - 河瀬茉希 新大納言局 - 陶山恵実里
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平家一門
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「新・平家物語 (NHK大河ドラマ)」の記事における「平家一門」の解説
平清盛(たいらの きよもり) (平太→平清盛) 演:仲代達矢(少年期:内田喜郎) 従来の作品では『平家物語』が記すように「驕れるもの」として描かれることが多かったが、本作ではそのような描写はない。比叡山の悪僧を厳しく叱責するなど、後の織田信長を連想させる現実主義的な考えを持った人間とされている。また、大輪田泊を離れざるを得なくなったとき、後世の人に自らの理想を託す描写があった。今作では実の父親は白河帝という設定である。 二位尼時子(にいのあま ときこ) (平時子→二位尼時子) 演:中村玉緒 祇王(ぎおう) 演:波乃久里子 祇女(ぎじょ) 演:栗田幸子 仏御前(ほとけごぜん) 演:長谷川澄子 平忠盛(たいらの ただもり) 演:十七代目中村勘三郎 清盛の養父。自らの出自について複雑な感情を持つ清盛を見守る。 澪之禅尼(みおのぜんに) (祇園女御→澪之禅尼) 演:新珠三千代 池禅尼(いけのぜんに) (有子→池禅尼) 演:初代水谷八重子 時忠(ときただ) 演:山崎努(少年期:中村まなぶ) 師ノ局(もろのつぼね) 演:真屋順子 時実(ときざね) 演:小池正史 夕顔(ゆうがお) 演:林靖子 経盛(つねもり) 演:古谷一行(少年期:郷ひろみ) 教盛(のりもり) 演:柴田侊彦(少年期;五藤義秀) 頼盛(よりもり) 演:山本学(幼少期:岡浩也) 大納言ノ局(だいなごんのつぼね) 演:花園とよみ 忠度(ただのり) 演:中尾彬 重盛(しげもり) 演:原田大二郎 宗盛(むねもり) 演:勝呂誉 知盛(とももり) 演:松山省二(幼少期:長谷川諭/少年期:亀田秀紀 ) 重衡(しげひら) 演:大島郁文 → 長澄修 佐ノ局(すけのつぼね) 演:南風洋子 盛子(もりこ) 演:山添久美 典子(のりこ) 演:市毛良枝 維盛(これもり) 演:藤間文彦 資盛(すけもり) 演:若尾哲平 敦盛(あつもり) 演:五代目中村勘九郎 平通盛(たいらの みちもり) 演:出見勝幸 平教経(たいらの のりつね) 演:鷹市太郎 平仲盛(たいらの なかもり) 演:鶴田耕男 平忠正(たいらの ただまさ) 演:浜田寅彦 平長盛(たいらの ながもり) 演:花上晃 筑後家貞(ちくご いえさだ) (平六家貞→筑後家貞) 演:松本幸一 → 高桐真 平六(へいろく) 演:松本章一 宗清(むねきよ) 演:若林彰 平盛国(たいらの もりくに) 演:柳永二郎 藤原時信(ふじわらの ときのぶ) 演:下條正巳 原作では藤原氏を放氏されたため、平氏に改姓したという設定になっている。 妹尾太郎兼康(せのお たろうかねやす) 演:小瀬格 伊藤景綱(いとう かげつな) 演:石森武雄 山木兼隆(やまき かねたか) 演:辻萬長 堤権守(つつみごんのかみ) 演:杉田俊也
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