平家大祭
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平家大祭(へいけたいさい)は、毎年6月に開催される、湯西川温泉を代表する催事。平家の里の開設に合わせて始まった祭りである。最大のみどころは「平家絵巻行列」であり、湯殿山神社から平家の里までの約1.2 kmを、鎧兜を身に付けた武者や山伏、姫君、稚児らが練り歩く。例年、地元の日光市立湯西川小中学校の児童生徒全員が行列に参加する。行列が平家の里に到着した後は凱旋式を行い、蘭陵王の舞を披露する。 1994年(平成6年)は、栗山村長の斎藤喜美男が馬にまたがる平清盛役を務め、約250人が平家絵巻行列に参加し、約8,000人が見物に訪れた。衣装はすべてレンタルで、1000万円かかったという。2006年(平成18年)は3日間開催され、中日に住民ら約150人の武者行列、最終日に県内外から募集した99人の女性が平安時代の装束をまとって練り歩く「九十九姫行列」を行い、のべ15,000人が見物した。九十九姫行列には演歌歌手の原田悠里が参加し、歌謡ショーも開いた。2017年(平成29年)は平家絵巻行列に約90人が参加し、約6,500人が見物した。
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