みどころとは? わかりやすく解説

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見どころ

読み方:みどころ
別表記:見所見ドコロ

特に見ておくべきところ、見る価値のあるところ、注目に値する部分興味深い側面、といった意味で用いられる表現。たとえばスポーツ試合において試合運び左右した勝敗決め手になったりした部分などはよく見どころと表現される観光地において特によく知られ名所旧跡などのように、「最低限おさえておくべき事柄」といったニュアンスも含むことがままある

み‐どころ【見所/見処】

読み方:みどころ

見るべきところ。見る価値のあるところ。また、見落としてならない点。「この映画の—」

今後期待できる優れた点。将来性。「彼は—のある若者だ」

見て判断よりどころとする点。めじるし

「そこにはちっと—がござります」〈咄・無事志有意

けんじょ(見所)


みどころ(十段目・尼ヶ崎閑居の段)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 09:02 UTC 版)

絵本太功記」の記事における「みどころ(十段目・尼ヶ崎閑居の段)」の解説

前半部は十次郎初菊恋模様。死を決意した次郎初菊別れを惜しむ場面は、終戦後身内戦争失った観客共感呼んだ。「入るや月漏る片庇、ここに刈り取る真柴垣、夕顔棚のこなたよりあらわれ出でたる武智光秀」の勇壮な義太夫で、笠を取った光秀大見得から後半部が始まる。この段詞章由来して夕顔棚の段」とも呼ばれるここから光秀独り舞台である。はじめ皐月、操のクドキではじっとして瞑目しているが、演じてないよう演じ腹芸要求される。十次郎の「逆族武智」の科白に「なな何と」と驚く場面母と子死に対して大泣き最後久吉正清相手勇壮な演技など演じところが多い。七代目市川團蔵七代目市川中車二代目尾上松緑などの光秀が現在にまで語り継がれている。 この一幕で、座頭若衆女形娘役立役、婆役など巧く登場人物役割分かれているために、しばしば襲名披露狂言選ばれる。とくに1927年昭和2年歌舞伎座での八代目澤村訥子襲名披露狂言では、七代目中車の光秀十五代市村羽左衛門の十次郎七代目澤村宗十郎初菊六代目尾上梅幸の操、二代目市川左團次久吉四代目澤村源之助皐月、訥子の正清という配役で、訥子が感激して泣いたという。 初代中村鴈治郎は十次郎出で草履の裏血糊をつけた。これは戦場からたった今帰ってきたという演出だが、流石に細かすぎると不評だった。また十次郎出で光秀二重屋体の上から足を踏み外すが、盲目俳優熱演のあまり足を踏み外したのを伴奏三味線機転で強い音を出したのが好評だった。 七代目市川八百藏武智光秀(1936年) 七代目尾上梅幸武智次郎(1940年代1950年代頃) 喜多川歌麿筆「真柴久吉」(手前人物の左は石田三成で、右は秀吉1803 ~1804の作品)

※この「みどころ(十段目・尼ヶ崎閑居の段)」の解説は、「絵本太功記」の解説の一部です。
「みどころ(十段目・尼ヶ崎閑居の段)」を含む「絵本太功記」の記事については、「絵本太功記」の概要を参照ください。

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みどころ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 09:22 UTC 版)

名詞

どころ

  1. 見る価値があるところ
  2. 将来見込み

発音(?)

み↗どころ

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