た‐づな【手綱】
読み方:たづな
1 馬具の一。轡(くつわ)の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。
2 人を動かし、また物事を処理する手加減。「家計の—を握る」
3 「手綱染め」の略。
5 ふんどし。まわし。室町時代から江戸時代の初めにかけて用いた語。
「相撲はこれがはじめなれば…—も腰も切れぬべし」〈曽我・一〉



たんな【▽手▽綱】
手綱
名字 | 読み方 |
手綱 | てづな |
手綱
姓 | 読み方 |
---|---|
手綱 | てづな |
手綱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/03 02:01 UTC 版)
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手綱(たづな)は、乗馬する際、馬とコンタクトをとるための道具の一つ。頭絡の一部で、ハミに直接つながっている。乗り手はこれを手に持って、左右の方向指示や止まれなどの合図を馬に与える。
上級者においてはそのほかの扶助と組み合わせることでより複雑な運動を指示することが可能である。
開き手綱
馬を左右に旋回させる際に行う手綱の操作。
手綱を持っている両方の拳をほぼ水平に旋回方向に移動する。
押し手綱
馬を左右に旋回させる際に行う手綱の操作。
旋回方向の手綱を少し控え、反対側の拳で馬の首を軽く旋回方向に向けて押す。
その他
「手綱」の例文・使い方・用例・文例
- 手綱がきく
- 手綱を引き締める
- 手綱で馬を御する
- 手綱を引き締めて
- 競馬の騎手は、レースが始まる前、はやる馬を抑えて、手綱を握りしめる。
- 馬の手綱をゆるめる; 馬を自由に活動させる.
- 彼は守備[ラケット, グラブさばき, 手綱さばき(など)]がうまい.
- 騎手は手綱をちょっと揺すった.
- 手綱を引く[引いて馬を止める].
- …に対して手綱[制御の手]をゆるめない; …に厳しくする.
- 彼は手綱を引いて馬を止めた.
- 彼女は手綱をぐいと引っ張った.
- 手綱をしっかり両手に握っていた.
- 手綱を引いて馬を止めた.
- 日銀総裁は日本経済の手綱を引き締めすぎたのかもしれない.
- 君は部下の者たちに対してもっと手綱をゆるめて自由にやらせるべきだ.
- 現在の経済の手綱捌きは難しい.
- 馬手(めて)には刀, 弓手には手綱を握っていた.
- 手綱をグイグイ引張る
- 手綱を控える
手綱と同じ種類の言葉
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