手続き記憶とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 手続き記憶の意味・解説 

てつづき‐きおく【手続き記憶】

読み方:てつづききおく

長期記憶のうち、技能や一連の動作に関する記憶具体的には、自転車乗り方楽器弾き方などの記憶を指す。手続き的記憶非陳述記憶


手続き記憶

英訳・(英)同義/類義語:procedural memory

体で覚える記憶
「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  感作  感染  成長運動  手続き記憶  托卵  抗原プロセシング  抗原抗体反応

手続き記憶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/09 07:26 UTC 版)

手続き記憶(Procedural memory)とは長期記憶の一種で、技能や手続き、ノウハウ手続き的知識)を保持するもの。手続き的記憶あるいは非陳述記憶とも。他にも「技能記憶」、「連合記憶」といった名称もある。

概要

手続き記憶は簡単には言葉で説明できないことが多く、意識しなくとも使うことができる。いわゆる「体が覚えている」状態である。手続き記憶は、時間をかけて学習した刺激応答などのパターンを反映することができる。一方、宣言的記憶は言葉にするのが容易である。手続き学習の例として、自転車の乗り方の練習、タイピングの練習、楽器の練習、水泳の練習がある。手続き記憶は永続性がある場合もある。

脳に特定の障害を負った人々(例えば海馬に傷を負った人)を研究した結果、手続き記憶とエピソード記憶は脳の中の異なった部位を使用しており、独立して機能していることが示唆された。例えばある患者は、作業の訓練を受けると過去の訓練内容は覚えているが、作業を改善することができない。他の患者に同じ訓練を施すと、訓練内容を思い出せないのだが、作業をさせると改善されている(手続き記憶は機能しているが、宣言的記憶が損傷している)。

関連項目

外部リンク


手続き記憶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:56 UTC 版)

記憶」の記事における「手続き記憶」の解説

詳細は「手続き記憶」を参照 物事を行うときの手続きについての記憶である。いわゆる体で覚える記憶これにあたる

※この「手続き記憶」の解説は、「記憶」の解説の一部です。
「手続き記憶」を含む「記憶」の記事については、「記憶」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「手続き記憶」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「手続き記憶」の関連用語

手続き記憶のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



手続き記憶のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの手続き記憶 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの記憶 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS