鷹とは?

よう【×鷹】

人名用漢字] [音]ヨウ(漢) オウ(呉) [訓]たか

[一]〈ヨウ・オウ〉鳥の名。タカ。「鷹揚(おうようようよう)/放鷹(ほうよう)」

[二]〈たか〉「鷹匠(たかじょう)・鷹派熊鷹(くまたか)・禿鷹(はげたか)・夜鷹


たか【×鷹】

タカ目タカ科鳥のうち、小形ないし中形のものの総称多く生き動物食し、鋭いつめをもち、くちばし先は鋭く鉤(かぎ)形に曲がる。鷹狩りにはオオタカ地域によりクマタカ用いられた。ハイタカ・ノスリ・チュウヒ・トビなど。《 冬》「—一つ見つけてうれしいらこ崎/芭蕉


くち【鷹】

〔名〕 鷹(たか)をいう百済(くだら)語。

書紀720仁徳四三九月百済の俗(ひと)、此を号けて倶知(クチ)と曰ふ。是今の時の鷹(たか)也」

散木奇歌集(1128頃)春「きぎす鳴くすだ野に君がくちすゑて朝ふますらんいざ行きて見ん」


たか【鷹】

〔名〕

タカ目属す鳥のうち小形種の総称大形種をワシというが厳密な区別はない。ワシ比較して一般に、翼と尾の幅が狭く、翼の先端がとがる。くちばし鋭く曲がり、あしには大きなかぎ爪をもつ。昼行性猛禽で、鳥獣時にその他の動物捕食する。ふつう樹上絶壁に巣をつくるが、チュウヒ類は地上水草上に営む。クマタカ・チュウヒ・ノスリ・ツミなど、日本には約二〇種が知られている。古来、姿に威厳のあるとされ、また、鷹狩用いられた。羽は矢羽にするが、鷹で作った矢羽最上とされる。《季・冬

鷹&wc1;〈武用弁略〉の画像

万葉(8C後)一九・四一五四鳥座(とぐら)結ひ 据ゑてそ我が飼ふ 真白斑の多可(タカ)」

蜻蛉(974頃)中「しすゑたるたかをにぎりはなちつ」

② 「たかがり鷹狩)」の略。

源氏100114頃)行幸親王(みこ)たち上達部などもたかにかかづらひ給へるは、珍らしき狩の御装(よそひ)どもを設け給ふ

能面一つ怨霊表わす男面怪士(あやかし)」を使う曲、「船弁慶(ふなべんけい)」などで、より力強く演出する場合とか、神体などを表わす曲、「高砂(たかさご)」「弓八幡(ゆみやわた)」に用いる。目は三角状に切れ、鷹のように鋭い表情なので、この名称があるといわれる

江戸時代道ばたで客をひいた下級街娼夜鷹

俳諧・若みどり(1691)「辻女(タカ)買が父の心夜の鶴

(5)たかのつめ鷹爪)①」の略。

雑俳柳多留五一(1811)「宵に鷹飲んで雀の声を聞き


たか 【鷹】

タカ目鳥のうち小・中形の一群総称大形ワシという)。古代には太陽・光・力・速さなどの象徴とする地方があり、エジプト聖刻文字では神を意味したため、これを殺すと死罪になった。ギリシア神話では、アルテミスに娘を殺されたダイダリオンは悲しんで山頂から身を投げたが、アポロンによって鷹に変えられたという。古代ギリシア・ローマでは鳥占いでも重視され、鷹が戦艦飛来すれば戦いは吉、片脚の不自由な鷹が来れば結婚話が吉、などとした。羽は風を生む力・生命の象徴などに用いられる。

鷹 Taka

鷹 Taka 精悍な表情の男の怨念

作者石川淳

収載図書昭和文学全集 15
出版社小学館
刊行年月1987.2

収載図書石川淳選集
出版社岩波書店
刊行年月1988.2

収載図書
出版社講談社
刊行年月1988.10
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書ちくま文学 別巻 もうひとつの話
出版社筑摩書房
刊行年月1989.4

収載図書石川淳全集 第4巻
出版社筑摩書房
刊行年月1989.8

収載図書石川淳選集 第4巻 小説 4
出版社岩波書店
刊行年月1993.8

収載図書方法実験 新装
出版社學藝書林
刊行年月2002.11
シリーズ名全集 現代文学発見


作者大岡昇平

収載図書大岡昇平全集 3 小説 2
出版社筑摩書房
刊行年月1994.11

収載図書戦後短篇小説選―「世界」1946-1999 2
出版社岩波書店
刊行年月2000.2


作者沢田五郎

収載図書その土の上で沢田五郎作品集
出版社皓星社
刊行年月2008.3


読み方:タカtaka

タカ科属す鳥のうち、中形から小形のものの総称


読み方:たか

  1. 凧のこと。〔信濃方面方言〕 或は宵の空巣ねらひのこと。〔京阪神〕 或は強姦を云ふ。
  2. ①宵の空巣ねらいのこと。又は強姦。②馬鹿者。「らり公」「られ公」ともいう。

分類 信濃方面方言


読み方:たか

  1. 黄昏家人不在ヲ窺ヒ屋内忍入窃盗犯-〔京阪地方〕。〔第三類 犯罪行為
  2. 宵の口空巣ねらひ。〔犯〕
  3. 〔犯〕夜鷹の略で宵窃盗のこと。
  4. 宵の強盗のこと。〔一般犯罪
  5. 窃盗蚊母鳥(よたか)は宵に飛廻るところから。〔盗〕

分類 京阪地方犯人犯罪犯罪者、盗/犯罪

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読み方:タカtaka

ワシタカ目鳥のうち、小型中型のもの

季節

分類 動物


読み方:タカtaka

作者 石川淳

初出 昭和28年

ジャンル 小説


読み方:タカtaka

作者 大岡昇平

初出 昭和26年

ジャンル 小説


読み方:タカtaka

作者 松本たかし

初出 昭和13年

ジャンル 句集


読み方
こうだか
たか
たかさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 06:14 UTC 版)

(たか)とは、タカ目タカ科に属するのうち比較的小さ目のものを指す通称で、鳥類の一種である。 オオタカハイタカクマタカなどの種がいる。タカ科に分類される種にて比較的大きいものをワシ(鷲,Eagle)、小さめのものをタカ(鷹, Hawk)と呼び分けているが、明確な区別ではなく慣習に従って呼び分けているに過ぎない。また大きさからも明確に分けられているわけでもない。例えばクマタカはタカ科の中でも大型の種であり大きさからはワシ類といえるし、カンムリワシは大きさはノスリ程度であるからタカ類といってもおかしくない。


  1. ^ 鷹狩りと御旅所”. 徳島県立文書館. 2019年10月31日閲覧。
  2. ^ 長野県佐久市教育委員会『北佐久口碑伝説集 北佐久編 限定復刻版』、1978年11月15日、27頁。
  3. ^ 『信州の民間薬』全212頁中85頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集
  4. ^ ただし英語では「Eagle Vision(イーグルヴィジョン)」となっている。


「鷹」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/04/18 00:13 UTC 版)

発音

熟語


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