ささがにのとは? わかりやすく解説

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ささがに‐の【×蟹の】

読み方:ささがにの

蜘蛛(くも)の意から、「蜘蛛」また同音の「」「曇る」にかかる。

「—くものふるまひ哀れなり」〈玉葉集三〉

「—曇らぬ空にのみぞ降る」〈後拾遺・雑三〉

蜘蛛の糸の意から、「糸」また同音副詞の「いと」および「厭(いと)ふ」などにかかる。

「—いとかくまでは思はざりしを」〈実方集〉

「—厭はれながらかかる契りは」〈風雅・恋四〉

蜘蛛の「網(い)」というところから、「い」を頭音とする「今」「命」などにかかる。

「—今はと限るすぢにても」〈かげろふ・中〉

「—命を今は何にかけまし」〈後拾遺・恋三〉


ささがにの

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 08:18 UTC 版)

成句

ささがにのの】

  1. 蜘蛛」、「」、「曇る」、「いと」、「厭(いと)ふ」、「今」、「命」、「いづこ」、「いかに」などにかかる枕詞


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