き‐ない【機内】
読み方:きない
飛行機の中。「—食」
機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:41 UTC 版)
「C-2 (航空機・日本)」の記事における「機内」の解説
コックピットはP-1と同じく大型液晶ディスプレイを6台と HUD(ヘッドアップディスプレイ)を備えたグラスコックピットを採用した。戦術輸送飛行管理システムにより、低空飛行の際、操縦席のヘッドアップディスプレイ画面に飛行経路が誘導表示される他、経路上の脅威も示唆し、その回避経路を表示することで生存性の向上を図っている。NVGにも対応している。機体の大型化により操縦席の位置も高くなり下方の視界が悪化したため、操縦席の足下外側に窓が設けられた。また斜め上にも小型の窓が設けられている。 哨戒機であるP-1はセンサーや電子機器へのノイズを抑えるため光ファイバーを使用したフライ・バイ・ライトを採用し、機外の監視が多いためコックピットは機上整備員(航空機関士)を含めた3名体制となったが、輸出を考慮した輸送機であるC-2では信頼性を重視したフライ・バイ・ワイヤ (FBW) 方式を採用、コックピットを2名体制としたためP-1とはスイッチのレイアウトが若干異なっている。 機首・コックピット部 コックピット上部と下部の窓 C-1では貨物室の上部に動翼のワイヤが露出していたが、C-2ではケーブル類は全て格納されている。 貨物のバランスを検知する重量センサーや監視カメラ、陸上で積み降ろし作業を効率化するため省力化搭載卸下システム、降下する隊員への指示などに使用する電光掲示板など任務を補助する機能が搭載された。これらの機能は貨物室前方のロードマスター(空中輸送員)席でコントロールできる。 貨物室 貨物室床 貨物室天井とカーゴドア 貨物室前方のロードマスター席 貨物室の電光掲示板 長時間の任務に備え、操縦席後部には仮眠用の2段ベッドの他、冷蔵庫や電子レンジを有するギャレーが設けられた。トイレは乗員が多くなるため民間旅客機と同等の設備が2カ所用意されている。
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機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 23:10 UTC 版)
機内でも、エコノミークラスよりも上級なサービスが提供される。 スリッパやアイマスク、化粧道具やひげそり、歯磨きセットなどの専用アメニティセットの提供。 ウェルカムドリンク(離陸前のドリンクサービス)の提供。 機内食に関しても、特別な食事が提供される。食器の素材としてはプラスチックや紙ではなく、陶磁器やガラスが多用される。 長距離路線では機内食サービスの向上が著しく、レストランのように大型の食器で一皿ずつサーブするコース料理が提供される。前菜からデザートまで時間をかけたサービスが行われ、メインディッシュは3~5種類から選択出来、前菜も選択ができることもある。 中距離路線では、一部の航空会社を除きワントレーサービス(一つのトレーで前菜からメインを全て提供)もしくは、ミニコースサービス(前菜とメインのみを分ける)であるが、メインディッシュは3種類程度から選択できる。また、長距離路線同様にデザートワゴンのサービスを提供されることもある。 短距離路線ではほとんどの機内食がワントレーサービスであるが、ミニコースサービスのケースもある。なお、飛行時間によっては提供されないことや、コールドミール(温めない食事)が提供されることもある。 また機内食の特徴として、日本発着便では外国航空会社でも和食が選択出来たり、韓国発着便ではコチュジャンが提供されるなど、発着国の食文化にあわせた料理が提供されることも多い。中東のイスラム諸国の会社では標準がイスラム料理の場合が多い。特殊な事情のある利用者向けには、事前に申し込めばビジネスクラス専用のイスラムやヒンドゥー、コーシャーなど宗教食、ベジタリアン、低カロリーやアレルギー対応などのスペシャルミールも提供される。 航空会社や運航路線によっては、カップ麺やおにぎり、サンドイッチ等の軽食や、ケーキ、アイスクリームなどの無料サービスもある。 長距離路線などでは、多くの航空会社でバーコーナーなどが提供される。 酒類の無償提供が行われる(格安航空会社やユナイテッド航空、デルタ航空などでは、国際線でもエコノミークラスでは酒類が有償提供である)。 エコノミークラスで酒類が無料の場合でも、ワインリストの選択肢が広い、スパークリングワインではなくシャンパンが提供される、食後のブランデーやリキュールが充実しているなど、エコノミークラスに比べて上質な酒類の提供が行われる。 ラバトリーの差別化。エコノミークラスとは分離して装備が異なる他、ハンドタオルやアメニティなどをおいている会社もある。 シートは航空会社や路線にもよるが、基本的にリクライニング角度が130-180度で、オンデマンド形式の9-23インチ程度の個人用モニターが装備された専用大型シートが用意される。座席によっては、電動/油圧アシストやマッサージ機能が装備されている。平均的な座席の前後間隔(シートピッチ)は110cm程度から190cm程度と、78cm-85cm程度が標準のエコノミークラスよりも広い(日本の鉄道車両のグリーン車の座席の前後間隔は105~130センチである)。なお、ヨーロッパ域内路線の多くの航空会社のビジネスクラスは、エコノミークラスの座席と大差なく、隣席がテーブルとして利用されるのみである。 シートピッチ、モニターの一例として、 中国南方航空「ビジネスクラス」シート(短中長距離路線)が、109cm/モニター9インチ 全日本空輸「ANA BUSINESS CRADLE」シート(短中長距離路線)が、150cm/モニター12.1インチ 日本航空「JALスカイリクライナー」シート(短中長距離路線)が、130cm/モニター10.6インチ チャイナエアライン「ダイナスティクラス」シート(短中長距離路線)が、132cm/モニター10.4インチ シンガポール航空「ビジネスクラス」シート(長距離路線のA380、A340-500、777-300ERに搭載)が140cm/モニター15.4インチ シンガポール航空「ビジネスクラス」シート(中長距離路線のA330-300に搭載)が152cm/モニター15.4インチ デルタ航空「ビジネスエリート」(長距離路線)が、152cm/モニター10.4インチ エティハド航空「パール・ビジネスクラス」シート(長距離路線)が、185cm/モニター23インチ ブリティッシュ・エアウェイズ「クラブワールド」シート(長距離路線)が187cm/モニター10.4インチ 日本航空「JALビジネスクラス」シート(長距離路線)が188cm/モニター23インチ ヴァージン・アトランティック航空「アッパークラス」シート(長距離路線)が、202cm/モニター10.4インチ 短中距離用ではエコノミークラスのシートを大型化し、リクライニング角度を大きくしたもの、もしくは長距離用のビジネスクラスのシートのリクライニング角度を小さくしたものが主流である。 長距離線のビジネスクラスのシートの概要は、近年では以下のようなものが主流である。基本的には、ファーストクラスのフルフラットシートに比べ、シートピッチや座席配置などを犠牲にして省スペース化を図る方式が多い。
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機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 09:35 UTC 版)
ビジネスクラス利用の顧客に対する優遇サービス的な側面も持つため、ビジネスクラスのサービスの個々の質を更に上げたものを提供しているケースが多い。 機体前部に設けられた専用コンパートメント 150-210センチのピッチを持ち、床に対し水平(フルフラット)になる専用リクライニングシート。エティハド航空 エアバスA380の「レジデンス」では座席の他に専用のベッドが別に設けられている。 床下も専用のカーペットが使用される。 羽毛布団や座席の凹凸を少なくする就寝用のシーツ、ナイトガウンの貸与 有名化粧品ブランドの特別に選ばれたアメニティセット 15-23インチのサイズを持つパーソナルTV、内部プログラムのうち、映画や音楽は好きな時間に進めたり巻き戻しも可能 専門の訓練を受けた客室乗務員によるサービス(客室乗務員1人当たりの乗客担当人数の数が少ない) アラカルトで選べる機内食。高級ワインやシャンパンなどの酒の提供。一部の航空会社では数十種類のラインナップがある専用のメニューから好きな物を事前にリクエスト出来るケースも有る。機内食は料理協会や高級ホテルの料理人を監修として招いている事が多い。 日米などの国内線では、普通席並びに中間クラスでは提供されない、機内食ならびにシャンパンなどのアルコール飲料が無料で提供される。 専用の機内トイレ。エミレーツ航空とエティハド航空のA380型機には専用の機内トイレ内に専用のシャワーブースが有る。 シートピッチ、モニターの一例中国国際航空「ファーストクラス」シート(全路線)が、150cm/モニター9インチ ユナイテッド航空「ユナイテッド・ファースト・スイート」シート(長距離路線)が、192cm/モニター19インチ カタール航空「ファーストクラス」シート(長距離路線)が、200cm/モニター15インチ シンガポール航空「シンガポール航空スイート」シート(長距離路線、エアバスA380型機)が、205cm/モニター23インチ スイス インターナショナル エアラインズ「ファースト・クラス」シート(長距離路線)が211cm/モニター19インチ 日本航空「JALスイート」シート(長距離路線)が、211cm/モニター19インチ 日本航空やカタール航空、エールフランスなどのファーストクラスは、シートと通路の間に胸の高さ程度の仕切りがあり「ソロ仕様」と呼ばれる。また、エミレーツ航空のエアバスA340-500型機、B777型機、A380型機や、シンガポール航空のA380型機やエティハド航空などの一部の航空会社のファーストクラスは、シートと通路の間に扉と身長程度の仕切りがあり、個室に近い空間である。
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機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:48 UTC 版)
「ボーイング737 AEW&C」の記事における「機内」の解説
機内は操縦室に続いて前部にミッション・コントロール区画が位置し、中央部に乗員用の休息区画が設けられており、後半部が電子機器区画となっている。人員用の区画内はおおむね中央が通路になっている。 操縦室 民間型と同様に2名の操縦者が左右に着座する。民間機にも備わる航法装置類に加えて、戦術表示装置、戦術操作表示ユニット、電子戦自己防御操作装置、(機長側のみ)ヘッドアップディスプレイ、ミッション通信装置、空中給油システム操作装置、ミッション専用電気系統システムなどが操縦室には備えられている。 ミッション・コントロール区画 ミッション・コントロール・コンソールが10席あり、ミッション・オペレータ10名が警戒・管制作業を行えるようになっている。制御コンソールは左側に6基、右側に4基が左右の壁ぎわのほぼ機体の曲面に沿って取り付けられており、10人のオペレータは中央の通路に背を向け壁に向かって着座し操作することになる。左側前寄りの2基分の反対側に当たる右側、つまり右側4基の前方の空間は通信機器用の大型キャビネットが占めている。10基の制御コンソールより後方には、左側に電子戦信号処理用の機材を収めたキャビネットが、右側には通信機器用のキャビネットがある。これらによって警戒・管制作業要員10名の搭乗が可能である。 休息区画 乗員の休息などのために、各々片側にはビジネスクラス用座席が2席ずつテーブルを挟んで4席分並べられ、左右で合計8席8人分の休息用空間が確保されている。 電子機器区画 MESAレーダー・アンテナの信号を処理するために、天井からすぐに送受信モジュールが1m程の幅で中央部分を占めている。周囲には各種電子機材のキャビネットが並べられている。通常は飛行中に人の立ち入りは行われない。
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機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/30 20:46 UTC 版)
「スモーカーズ国際航空」の記事における「機内」の解説
機内にはファーストクラス30席、ビジネスクラス128席のみを設置し、ビジネス客の獲得を狙っていた。エコノミー席は設置されないこととなっていた。2階席はラウンジとして利用される予定であった。運賃は60万円~120万円程度とされていた。
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機内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 14:41 UTC 版)
「メキシカーナクリック」の記事における「機内」の解説
機内の座席はオレンジ色と灰色の革製シートとなっており、それと調和するようにオレンジ色のカーテンが備わっている。また機内前方には親会社であったメキシカーナ航空のロゴをモチーフとしているメキシカーナクリックのシンボルマークがつけられている。
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「機内」の例文・使い方・用例・文例
- 機内持ち込み手荷物
- 機内には手荷物を1つだけしか持ち込めません
- 洗面所は機内の後部にあります
- 操縦士は機内の気圧を読み取った
- 安全要件に従わない身の回り品や機内持ち込み荷物は没収されることがあります。
- 航空機内で許可されていないのは次のうちどれでしょう?
- 私はその機内食を全部食べます。
- この機内にどなたかお医者さまはいらっしゃいませんか。
- 私たちはそれを機内に持ち込むべきじゃなかったかもしれない。
- この荷物は飛行機内に持ち込めますか?
- これは機内持ち込み出来ますか?
- 彼女は機内の点検をしています。
- この化粧品は機内持ち込みできますか?
- これは機内持ち込みできますか?
- 私はこの化粧品を機内に持ち込めますか?
- 私はこれを機内に持ち込みできますか?
- 私はこれを機内に持ち込めますか?
- 私はこの荷物を機内に持ち込んでもいいですか?
- そう言えば、機内食もまったく食べませんでしたね。
- 乗客は一定量の荷物を機内に持ち込むことができる。
機内と同じ種類の言葉
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