い‐はつ【衣鉢】
読み方:いはつ
1 僧侶が身にまとう三衣(さんえ)(3種の袈裟(けさ))と一つの鉢。えはつ。えはち。
2 禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。また、禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。えはつ。えはち。
3 広く宗教・学問・芸術などで、師から弟子に授けられる奥義。えはつ。えはち。「—を継ぐ」
[補説] 2は、禅宗の始祖達磨(だるま)が弟子の慧可(えか)に正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)を伝授したとき、伝法の証として袈裟および施しを受けるための鉄鉢を授けたとの故事に由来する。
え‐はつ【▽衣鉢】
読み方:えはつ
⇒いはつ(衣鉢)
衣鉢
「衣鉢」の例文・使い方・用例・文例
- 衣鉢を伝える
- 衣鉢が伝わる
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