中華料理「新楽」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:23 UTC 版)
「スクール☆ウォーズ」の記事における「中華料理「新楽」」の解説
下田 夕子(しもだ ゆうこ) 演 - 和田アキ子 森田光男の姉。大阪弁で口喧しいが、誰よりも光男を心配している。ドケチで定評がある。涙脆いが、夫の葬儀では一滴の涙も見せなかった。翌日はいつもの通りに笑顔で店の仕事をしていたが、店を閉めた後に1人号泣した。川浜高校ラグビー部が全国優勝を決めた瞬間、彼女の胸には夫の遺影があった。幼いときに両親を亡くし、親戚を頼って大阪から離れて弟の光男とともに川浜に住み着いた。両親は死んでいるが大阪に祖父がいるらしく、看病のために一時川浜を離れたことがある。 下田 大三郎(しもだ だいざぶろう) 演 - 梅宮辰夫 川浜高校前の中華料理店「新楽」の店主。森田光男の姉夕子の夫で光男の義兄。賢治やラグビー部員たちからは『マスター』と慕われている。若い頃は「関東一のワル」と恐れられた。元暴走族だったこともあり、出前などでバイクを乗りこなしている。ラグビー部員たちを優しく見守る良き兄貴分であり、時には料理も振る舞い、ラグビー部員からも慕われていた。就任早々惨敗を喫し、一時は部員たちとの衝突で空回りした賢治を励ましたりもした。相模一高との試合の前夜にイソップが死亡した際に、試合当日に彼の親友だった大助に対し、試合の闘志を妨げるイソップの感情を払拭させるべく拳骨を放って叱咤した。教育観に関しては、「警察や校長や評論家の話は読んだことがあっても、肝心の生徒の言い分を一度でも見たことがありますか?」と言うように、問答無用で生徒を軽んじる風潮に疑問を持っている。光男に対しては夕子と対照的にやや突き放した態度を取ることが多いが、これは光男を信頼しているが故の気持ちの裏返しでもある。 賢治の赴任を機にラグビー好きになり、社会人ラグビーチーム「浜っ子クラブ」を立ち上げる。後に清川誠一の家族の借金に絡むトラブルを仲裁しようとした賢治の身代わりとしてヤクザに刺される(第23話)。搬送後、病室のベッドで花園でラグビー部の選手全員がトライを決める夢を見て、見舞いに駆け付けた賢治たちに正夢にするように願った。その後警察に出頭して大三郎の病室を訪れて謝罪したヤクザの情状酌量を刑事に頼み込んだ後、翌朝に息を引き取る。葬儀では清川は出棺の際に人目をはばからず号泣し、学歴や地位を重んじる岩佐校長をして「偉い人は偉人伝の中にばかりにいるものではなく、街の中や自分の隣にいることを思い知らされた」と言わしめるほどで、彼の死は下田家だけでなく川浜高校関係者にとっても大きな損失となった。 モデルとなった人物はお好み焼き店主で、実際は事件ではなく癌で亡くなった。また、伏見工業高校の向かい側には「きらくどう」という名のたこ焼きの店があり、伏見工業高校の西隣には「ウィンドベル」という名の喫茶店がある。 梅宮辰夫と和田アキ子は続編の『スクール☆ウォーズ2』でも役柄を変えて再び夫婦役をしている。
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