試合当日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:48 UTC 版)
そして試合当日、無名のボクサーと世界チャンピオンの対戦に賭け率は50対1でしかなかった。「心配せず待っていろ」と人見知りのエイドリアンを控え室に残し、リングに向かうロッキー。満員の観客の声援の中、ついにゴングが鳴った。余裕の笑顔で挑発を交えながら一方的に攻めるアポロに、防戦一方のロッキー。アポロの優勢は誰の目にも明らかであった。しかし、油断した隙をついて強烈なパンチを打ち込み、最初のダウンを奪ったのはロッキーだった。予想外の善戦に観客がどよめく中。アポロの顔からも余裕の笑みが消え、試合は真剣勝負となる。
※この「試合当日」の解説は、「ロッキー (映画)」の解説の一部です。
「試合当日」を含む「ロッキー (映画)」の記事については、「ロッキー (映画)」の概要を参照ください。
試合当日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:24 UTC 版)
12月27日の新日本プロレス両国国技館大会では、当初藤波辰巳・木村健吾組対マサ斎藤・ビッグバン・ベイダー組のタッグマッチが組まれていた。しかし、選手と共にたけし、タカ、ダンカンが入場しリングに上がり、タカが「我々の挑戦状を自ら受け取ったのだから、ベイダーと戦うべき人はアントニオ猪木さんのはずです」と挑発し、更にダンカンが観客に向けて「あんたらアントニオ猪木の逃げる姿を見に来たのか?あんたら猪木を卑怯者にしていいのか?やらせろーっ!やらせてくださーい!やらせてくれー!」などとアピールし、続いてマサ斎藤も「猪木!この男(ベイダー)と戦え!俺がわざわざアメリカから連れてきた男だ!怖いか?猪木!出てこーい!」と猪木を挑発した。たけし本人は黙っていたが、これに対して猪木はリングに上がり、観客に向かって「受けてやるかコノヤロー!(お客さんに対し)どーですか!(挑戦者と対戦してもいいか)」と呼びかけ、当初カード発表されていた長州力とのシングルマッチを中止し、ベイダーとの対戦を宣言すると、場内は騒然となった。 猪木・長州のシングルマッチが中止となり、その振替試合として長州&斎藤組対藤波&木村組のタッグマッチが急遽行われたが、突然の試合変更に納得がいかない観客席からは、試合開始前から「やめろ、やめろ!」というコールが起き、リングに次々と物が投げ込まれ、レフェリーが選手が不慮の事故で負傷しない様、投げ込まれた物を片付ける場面が見られた。タッグマッチ終了後、長州がマイクを持って「マサさんよく聞けよ、何で俺が代わらなきゃいけないんだ!」と斎藤に不満をぶつけると共に、「みんな、納得いかなくても頼むから試合だけはやらせてくれ!お願いだから物は投げないでくれ!みんな必死でやってるから!猪木だったら俺がやる!倒すから!」と観客に冷静を呼びかけた。 この長州のアピールに猪木が応える形で、メインイベントの前に猪木対長州のシングルマッチが急遽特別試合として行われ、会場は落ち着きを取り戻した。先の試合でのダメージが残っていた上に、顔面骨折が完治していない状況の長州は、猪木の攻撃により顔面から大量に出血し、猪木の卍固めでギブアップ寸前となったが、セコンドの馳浩が乱入し、試合阻止による長州の反則負けに終わった。納得のいかない長州が馳をリング外に投げ飛ばし、若手に掴みかかるという大荒れの結果になってしまった。 そして猪木は、直前の長州戦のダメージが抜けていないまま、中止する事なくそのままメインイベントとなるベイダーとの一騎討ちへと突入した。ベイダーの一方的な攻撃の末、全体重をかけたボディスラム(オクラホマ・スタンピード)であっさりとピンフォール負けを喫する。観客は、最終的に暴動騒ぎにまで発展した。この時、既にたけし軍団は会場を後にしていた。
※この「試合当日」の解説は、「たけしプロレス軍団」の解説の一部です。
「試合当日」を含む「たけしプロレス軍団」の記事については、「たけしプロレス軍団」の概要を参照ください。
- 試合当日のページへのリンク