高野線
高野線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:58 UTC 版)
かつて、高野線での運行は千代田工場への定期検査入出場時に限られていた。2017年度末、南海が発表した中期経営計画の一環として、高野線の6000系72両全車を2023年度までに順次新造車に代替する計画が公表され、高野線向けとなる8300系の新製導入が決定した。その第1陣として、制御機器や内装をマイナーチェンジした6次車(8312F、8313F)が2019年11月22日より高野線で営業運転を開始した。また、同年11月30日からは泉北高速鉄道線への乗り入れが、12月2日からは6両(8314F、8713F)、2020年1月16日からは4両(8315F)の営業運転がそれぞれ開始された。以降も増備が続けられており、2020年12月22日に竣工した8317Fと8715Fは、車両メーカーである近畿車輛が創業100周年を迎えた後に初めて出場した編成であることから、甲種輸送時(徳庵 - 吹田貨物ターミナル駅間)に記念のヘッドマークを掲出し走行した。 6000系の置き換えと1000系の転出を目的とし、2021年9月には南海本線で運転されていた8712Fが、2022年3月には8310Fと8711Fがそれぞれ高野線へと転属した。2022年6月現在は、4両編成9本と2両編成7本が在籍している。 高野線では各駅停車から快速急行まで、幅広い運用に充当されている。また、1000系50番台(1051F)と4両編成を組成した8両編成での運用も行われている。 高野線で運用に就く6次車(8313F)
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