アイヌ古式舞踊とは? わかりやすく解説

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アイヌ古式舞踊 (北海道)

名称
アイヌ古式舞踊
区分
重要無形民俗文化財
保護団体
北海道アイヌ古式舞踊連合保存会

資料一覧
解説
北海道居住しているアイヌの人々によって伝承され祭祀や行事の折りに,歌(ウポポ)と輪踊(リムセ)を基本に,動物のしぐさを真似た鶴の舞写真)」や儀式的な剣の舞」など多様な舞が伝承されており,信仰や生活と芸能密接な関わり示し重要である。

アイヌ古式舞踊

名称: アイヌ古式舞踊
ふりがな あいぬこしきぶよう
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 北海道アイヌ古式舞踊連合保存会 札幌ウポポ保存会千歳アイヌ文化伝承保存会旭川チカップニアイヌ民族文化保 存会白老民族芸能保存会鵡川アイヌ無形文化伝承保存会平取アイヌ文化保存 会,門別ウタリ文化保存会,新冠民族文化保存会静内民族文化保存会三石民族文化保存会浦河ウタリ文化保存会,様似民族文化保存会帯広カムイトゥウポポ保存会春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会弟子屈町屈斜路古丹アイヌ文化保存会阿寒アイヌ民族文化保存会,白糠アイヌ文化保存会
指定年月日 1984.01.21(昭和59.01.21)
都道府県(列記): 北海道
市区町村(列記): 札幌市千歳市旭川市白老郡白老町勇払郡鵡川町沙流郡平取町沙流郡門別町新冠郡新冠町静内郡静内町三石郡三石町浦河郡浦河町様似郡様似町帯広市釧路市川上郡弟子屈町阿寒郡阿寒町及び白糠郡白糠町
代表都道府県 北海道
備考
解説文:  北海道一円居住しているアイヌの人々によって伝承されている芸能で、祭祀祝宴やさまざまの行事に際して踊られる。アイヌ独自の信仰根ざしている歌舞で、その様式にはきわめて古態とどめているものが多い。とくに、信仰芸能と生活が密接不離に結びついているところに特色があり、芸能史的な価値が高い。
 アイヌ古式舞踊は、熊送り祭り菱の実(ベカンベ)祭り柳葉魚シシャモ祭りなどのアイヌ主要な祭りに踊られてきたほか、家庭における各種行事祝宴の際にも踊られ、また最近は、まりも祭りなどの新し祭りでも披露されるようになってきている。
 その内容は、祭りのための酒をかもす時に歌われる搗き歌」や「ざるこし歌」に合わせて踊る作業歌のようなものから、祭祀性格の強い「剣の舞」「弓の舞」のような儀式舞踊、「鶴の舞」「バッタの舞」「の舞」のような模擬舞踊、「棒踊り」「盆とり踊り」「馬追い踊り」などの娯楽舞踊さらには色男の舞」のような即興性加味し舞踊があり、また、この多種多彩な曲目それぞれのコタンによって伝承曲目異なり、さらに、その舞い方に小異があるという特色みられるいずれも歌(ウポポ)を中心とし、踊り輪舞(リムセ)を基本として構成されている。
 信仰あるいは生活の中から生まれた舞踊性をいまなお色濃く伝え、その中には舞踊発生を考際するに足る内容充分に包含している。

「アイヌ古式舞踊」の例文・使い方・用例・文例

  • それらには歌(か)舞(ぶ)伎(き),能,狂言やアイヌ古式舞踊などが含まれる
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