アイヌのまるきぶねとは? わかりやすく解説

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アイヌのまるきぶね(河沼用) (北海道)


アイヌのまるきぶね(河沼用)

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アイヌのまるきぶね

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 00:23 UTC 版)

アイヌのまるきぶね(アイヌの言葉でペトロンチプ)は、アイヌの人たちが制作し使用した丸木舟である。

アイヌの生活習俗を知る上で重要なものであることから、大正末期に制作された一艘が、1957年昭和32年)重要有形民俗文化財に指定された。

概要

このアイヌのまるきぶねは、八雲町在住の椎久年蔵[1]によってヤチダモの木を刳り抜いて造られ、河沼での漁および交通運搬などに使用されたもので、アイヌの生活習俗を知る上で重要である。また、丸木舟の典型的な製作技法を伝えており、日本の船の変遷を考える上でも重要なものであることから、重要有形民俗文化財に指定され[2]北海道大学植物園内の北方民族資料室に展示されている[3]

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