麻紙とは?

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ま し [1] 【麻紙】

麻布または麻の繊維を漉()いて作った紙。古代貴重な紙とされ、写経や重要文書に用いられた。

麻紙

読み方:マシ(mashi)

麻を原料とする紙。


麻紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/13 08:00 UTC 版)

麻紙(まし/あさがみ)とは、麻繊維を原料とするのこと[1]。麻紙は紙の起源とされ、以前は大半は絹布である帛書(はくしょ)に文字を書いた[2]。紙の起源として、主に古布の麻布を原料とした、狭義の(大麻)が多く、少量の苧麻(からむし)が混じった麻紙が発掘されており、歴史書によれば105年に蔡倫(さいりん)が古い製紙法を改良して樹皮や生の麻を処理して加えられるようになった。中国や日本で12世紀頃までよく用いられた紙である。


  1. ^ a b c d e f g h 久米康生 1995, 和紙文化辞典§麻紙.
  2. ^ a b c d e f 吉野敏武「肉眼観察による素材研究 麻紙」、『和紙文化研究』第4号、1996年12月、 105-123頁、 NAID 40005025171
  3. ^ a b 久米康生 1985, p. 6.
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  7. ^ a b 久米康生 1985, pp. 18-19、33.
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  10. ^ 世界最古の紙「麻紙」、敦煌博物館での保管が判明―甘粛省敦煌市”. Record china (2006年8月12日). 2017年11月15日閲覧。
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  13. ^ a b 久米康生 1995, 和紙文化辞典§色麻紙.
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  17. ^ 久米康生 1985, p. 33.
  18. ^ 田中稔 『中世史料論考』 吉川弘文館、1993年、191-192頁。
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  20. ^ 柳田国男 「何を着ていたか」『木綿以前の事』 岩波書店;〈岩波文庫〉、1979年。ISBN 4003313836 初出版は他社から1938年。「何を着ていたか」の初出は1924年(大正13年)10月。
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  25. ^ 久米康生 『手漉和紙聚芳 第3巻』 雄松堂書店、1979年。
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  27. ^ 大山龍顕 「糸と紙の再考」『ヤマノカタチノモノガタリ―地域文化遺産の保存と伝承』 東北芸術大学文化財保存研究センター、2014年12月、1-11頁。
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  31. ^ a b c d 秋山真志 『職業外伝』 ポプラ社、2005年、116-135頁。ISBN 4-591-08597-X
  32. ^ オリジナルのご朱印帳が完成しました!”. 日本麻振興会 (2017年4月3日). 2018年3月25日閲覧。
  33. ^ a b 大川昭典、増田勝彦「製紙に関する古代技術の研究」、『保存科学』第20号、1981年3月25日、 43-56頁、 NAID 120006333149


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