藁
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藁(わら)とは、稲・小麦などイネ科植物の主に茎を乾燥させた物。稲作・麦作農業において発生する副産物であり、燃料、飼料、工芸品・藁葺屋根、生活用具などの原料として利用されてきた。
- ^ 稲わらについて 農林水産省(2023年5月16日閲覧)
- ^ 農林水産省生産局畜産部畜産振興課/ 「稲わらをめぐる状況」平成17年3月 (PDF) [リンク切れ]
- ^ 宮城の稲わら⇔鹿児島の堆肥「余った資源」広域連携/高騰対策 脱・輸入依存へ/コスト検証 25年まで実証実験『読売新聞』朝刊2023年5月1日(社会面)2023年5月16日閲覧
- ^ 本田技術研究所 (2006年9月14日). “RITEとHonda、セルロース系バイオマスからのエタノール製造新技術を共同開発”. 2008年10月5日閲覧。
- ^ “わら納豆安定供給へ、水戸市・生産者ら協議会”. 『日本経済新聞』ニュース. (2017年6月7日)
- ^ 有村誠『第II部 畑作農耕の始まりと麦の起源 : 第5章 西アジア先史時代のムギ農耕と道具』北海道大学出版会〈佐藤洋一郎, 加藤鎌司『麦の自然史 : 人と自然が育んだムギ農耕』の一部〉、2010年3月。hdl:2297/37070。ISBN 9784832981904 。
- ^ あけてみよう! 歴史のとびら 「石庖丁(いしぼうちょう)」稲刈りの道具 大野城市
- ^ この方法の存在は7世紀の遺跡から確認することができる。
- ^ ワラスグリをされた「スグリワラ」は藁悍にある程度の堅さを必要とするもの、ワラ打ちをされた「ウチワラ(タタキワラ)」はしなやかさと緻密性・強靭性のある藁繊維を必要とするもの、わら切りをされた「キリワラ」は一定の長さに揃えられた藁束を原料とするものを作るために用いられた。
- ^ a b c d e 田中麻里「イギリスの茅葺き民家と茅葺きトレーニング」『群馬大学教育学部紀要. 芸術・技術・体育・生活科学編』第40巻、群馬大学教育学部、2005年、187-199頁、CRID 1050845762590702592、hdl:10087/565、ISSN 0533-6627。
- ^ ベラルーシ公開情報とりまとめ 著:在ベラルーシ日本国大使館
稲藁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 07:17 UTC 版)
「セルロシック・エタノール」の記事における「稲藁」の解説
稲藁は鋤き込みや野焼きにより肥料として水田に還元されうるが、野焼きはスモッグによる環境被害があり、寒冷地では十分な堆肥化が鋤き込みのみでは行われない現状がある。そのため秋田県ではカワサキプラントシステムが開発した熱水処理による稲藁の糖化プラントの実証プラントを平成21年に建設した。粉砕処理したワラを有機酸とともに200度で3分間処理し、ヘミセルロースを糖化しC5発酵させたあと、残りを2段目のセルロース糖化プラントで200度で10秒間処理しC6発酵し、それぞれのエタノールを水分離すると共に、発酵残渣を肥料として水田に還元する。
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稲藁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 21:43 UTC 版)
「バイオマスエタノール」の記事における「稲藁」の解説
稲藁は鋤き込みや野焼きにより肥料として水田に還元されうるが、野焼きはスモッグによる環境被害があり、寒冷地では十分な堆肥化が鋤き込みのみでは行われない現状がある。そのため秋田県ではカワサキプラントシステムが開発した熱水処理による稲藁の糖化プラントの実証プラントを平成21年に建設した。粉砕処理したワラを有機酸とともに200 ℃で3分間処理し、ヘミセルロースを糖化しC5発酵させたあと、残りを2段目のセルロース糖化プラントで200 ℃で10秒間処理してC6発酵し、それぞれのエタノールを水分離すると共に、発酵残渣を肥料として水田に還元する。
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