クラッカー_(食品)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クラッカー_(食品)の意味・解説 

クラッカー (食品)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 14:31 UTC 版)

クラッカー

クラッカー (cracker) はアメリカ英語では、塩味の、パリパリとした食感のビスケットの総称。

概要

生地に、砂糖を加えずあるいはほとんど加えず、塩味だけ加え、パリパリとした食感になるように焼いたビスケットの総称である。砂糖類を加え甘みの強いビスケットであるクッキーに対するものという位置づけである。

膨化食品の一種。

本場の欧米では、主に日常的に、ディップにつけたりトッピングを載せるなどして軽食間食などで食される。やはりトッピング類を載せて、ワインなどを飲む際のおつまみとしても使われる。

なお、クラッカーとチーズ(やクリーム類、クリームチーズ類)との組み合わせは定番中の定番である(なお、定番なので、最初からクラッカーとチーズを組み合わせて個包装した商品も販売されている)。

他には、スモークサーモン、えびサラダ、ツナサラダといったところが美味な組み合わせとして知られている[1]

機内食の軽食として提供されることもある。

また、もともとビスケット類は古代から保存食や携行食として作られてきた歴史を持つものだが、クラッカーが登場した18世紀末もやはり軍隊の携行食として使われ、今でも、他の食材と併せて携行して携行食として使われることがある。

歴史

1792年マサチューセッツ州のジョン・ピアスン (John Pearson) がクラッカーの原型を発明した。これが堅パンで、軍隊糧食などに使われた。

初めてクラッカーと呼ばれるものを作ったのは、1801年のマサチューセッツ州のパン職人、ジョシア・ベント (Josiah Bent) である。焼いている途中の音から、クラッカーと名づけられた。後に、ベントはクラッカー事業をナビスコに売却した。

脚注

出典

関連項目


「クラッカー (食品)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クラッカー_(食品)」の関連用語

クラッカー_(食品)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クラッカー_(食品)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクラッカー (食品) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS