餓鬼草紙とは?

がきぞうし -ざうし 【餓鬼草紙・餓鬼草子】

餓鬼道業苦を描いた絵巻物鎌倉時代の作。平安末から鎌倉初期に盛んであった六道輪廻りんね)の思想反映したもの

餓鬼草紙

原題:
製作国:日本
製作年:1973
配給:
スタッフ
監督:高林陽一 タカバヤシヨウイチ
製作:高林輝雄 タカバヤシテルオ
脚本:松井智彦 マツイトモヒコ
企画:高林陽一 タカバヤシヨウイチ
撮影:高林陽一 タカバヤシヨウイチ
美術:内藤昭 ナイトウアキラ
編集:高林陽一 タカバヤシヨウイチ
スクリプター:倉嶋暢 
照明:石原喜三 イシハラヨシゾウ
制作補:真田正典 
キャスト(役名
伴勇太郎 バンユウタロウ (僧)
松田幸江  (少女
小林加奈枝 コバヤシカナエ (老婆
新田章  (青年
解説
いわゆる映画界”とは無縁な場所で、映像を創りつづけて来た「すばらしい蒸気機関車」の高林陽一第一長編劇映画出演者四人、せりふ・音楽を全く使用しないという異色作。脚本松井智彦監督撮影高林陽一
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
とある湖畔の町の一寺の住職として、三十五歳の僧侶は、その日その日を、寺務勉学と、仏との対話のうちに送っていた。僧の身辺世話をする先代先々代、いやもっともっと昔から、この寺に仕えてきた老婆存在は、寺そのものともいえる。僧と老婆静かな生活ー一。この、美しい、結晶のように、凍結した“生活・時間”と僧の内側世界は、何が起ろうとも乱れることはなかった。ある激しい日、一人少女疲れきった足をひきずって、寺の石段登り本堂の前で力尽き倒れた。僧によって救われた少女は、行くあてもないまま、寺にとどまった。老婆は、我が娘のように少女愛した。仏の慈愛にも似た、その深い愛に、少女過去に受けたであろう心の傷治癒され、次第に寺の生活に馴染んでいった。夏の盛りある日。寺の裏山銃声聞こえ一人ハンター青年が現われた。その青年少女ひと目見て以来、心を奪われてしまった。そして、青年少女は、森の中で結ばれた。最初多少抵抗示し少女だが、この自分にふさわしい青年の愛受け入れた。一月涼しい風の吹きぬける本堂語りあっていた青年少女は、自然に抱きあい、激し愛撫世界へと没入した。その時、偶然通りかかった僧侶は、その場目撃し、愕然と立ちすくむのだった。しかし、その後の生活は外見的には、何の変化もみられなかった。初秋気配忍びよる頃。僧は突然、断食荒行に入るといい本堂坐りこんだ。何故、急にそのような荒行に入るのか、老婆にも、少女にもわからなかった。一日一日と僧は衰弱ていった青年少女は、その機が熟したので、寺を出る決心をした。輝かしい朝。若い二人の“信頼”が一つの生活に向って歩き始めた。その間にも僧は衰弱していき、やがて力尽き本堂の床に死んだ。その死顔は“餓鬼”であった。老婆が焼く枯葉から、白い煙が低くたなびき、光がゆれ、影が動いた。境内は静かだった。何事もなかったかのように

餓鬼草紙

読み方:ガキゾウシ(gakizoushi)

分野 絵巻物

年代 平安後期~鎌倉前期

作者 作者未詳


餓鬼草紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/13 19:27 UTC 版)

餓鬼草紙(がきぞうし[3]、がきそうし[4])は、地獄餓鬼道世界を主題とした、日本絵巻である。「正法念処経」の説く、現世の「原因(所業)」に対する来世の「結果(応報)」が描かれている。


注釈

  1. ^ 網代壁(あじろかべ)とは、枌板(へぎいた。材を加工した薄手の板)を主材とした網代編みの壁。

出典



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