やに【▽脂/×膠】
こう【×膠】
に‐かわ〔‐かは〕【×膠】
膠
ゼラチン
(膠 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 16:33 UTC 版)
ゼラチン(英: gelatin)は、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え抽出したもの[1]。化学的にはアミノ酸の直鎖状ポリマー[2](タンパク質)を主成分とする。
注釈
出典
- ^ ゼラチン. コトバンクより2020年9月8日閲覧。
- ^ a b 宇高 健太郎. “古典絵画における墨の研究”. 芳泉文化財団. 2019年5月10日閲覧。
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- 1 ゼラチンとは
- 2 ゼラチンの概要
- 3 食品としてのゼラチン
- 4 脚注
膠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 12:14 UTC 版)
膠(にかわ、Animal glue、蹄を原料とするものはHoof glue)は、動物由来のゼラチンを主成分とする接着剤。溶液系(水系)。 動物の主要蛋白質(コラーゲン)を部分的に加水分解して得られる水溶性ペプチドを成分とし、約60℃に加熱した水溶状態から冷却する過程を経て硬化・接着する。初期接着性に優れる点から、製本や壁紙など紙接着分野や木工分野で用いられる。加温するだけで綺麗に剥離・除去できるために、修理・調節の必要な弦楽器にも使用される。 通常粉体で販売される粉末にかわは、使用前の手順が煩雑な点や柔軟性に劣るなどの短所がある。これらの欠点を改善するため各種改質剤を添加し、あらかじめゲル状態に加工したコンパウンドグルーも販売されている。
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膠(にかわ、Animal gule)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 15:15 UTC 版)
「截金」の記事における「膠(にかわ、Animal gule)」の解説
動物の皮や骨から作られる接着剤で、金箔を貼るときに煮溶かして用いる。 三千本膠、鹿膠、パール膠(これら3種は牛から作られる。 Hide glue 鹿膠は名前としての名残であって現在は鹿から作られているわけではない)兎膠 (Rabbit-skin glue) 、魚膠などがある。截金では三千本膠や鹿膠が用いられることが多いようである。 三千本膠の使用方法は煮る前に水にひたし十分に水分を含ませておいて、ふやけた膠を湯煎でゆっくりと溶かす。電熱器にかける場合は50 - 70℃くらいの中火で、沸騰させないようにする。膠は高熱で溶かすと粘着力が落ちるので注意しなくてはならない。焦げつかないようにかき混ぜ、十分に溶けた後、ガーゼなどで濾せば完成。膠を溶く時の分量の目安は、水200 ccに対して10-15 gが適量であるが、その日の温度や湿度によって各自調節することが望ましい。冷蔵庫に入れれば4 - 5日は保存できる。腐敗した場合も粘着力が落ちるので使用してはいけない。
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膠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 02:48 UTC 版)
膠は煤と同じぐらい、あるいはそれ以上に墨の品質にとって重要である。良い墨の絶対条件である書きよさは、膠の品質によるところが大きい。膠は獣や魚の皮、骨、腸を煮て作る。日本では獣、中国では魚の膠が多く使われる。膠の効用は次のとおりである。
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膠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:58 UTC 版)
ウサギの革を煮込んで得られる膠は、テンペラ画の地塗りに用いられてきた。アクリル絵具が発達した21世紀初頭でもなお、古い絵画の修復に欠くことのできない材料である。
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膠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 01:38 UTC 版)
「アイシングラス (食材)」も参照 鰾(うきぶくろ)を煮詰めて作る膠(にかわ、英: Animal glue)がきわめて粘着力の強かったことから、接着剤の代名詞となった。かつては弓を作るときにニベの膠が使われていた。現在は鹿の皮が弓の膠の原料になることが多いが、鹿由来の膠もニベと呼ばれている。弓の膠は引き味を左右する一つの大きなファクターで、ニベ弓にこだわる弓道愛好家も存在する。[要出典] この膠自体も「鰾膠」(にべ)と称する。そのべたべたした性質から愛想や世辞を表す言葉にも転じ、無愛想な様子を表す「にべもない」という慣用句の「ニベ」も、この「鰾膠」のことである。
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膠
膠
「膠」の例文・使い方・用例・文例
- 膠原病
- 膠芽細胞腫のほとんどのケースは命にかかわるものだ。
- 神経膠腫は脳腫瘍の一種である。
- 膠着子はクウォーク間の力を伝搬する。
- 【言語学】 膠着(言)語 《日本語・朝鮮語・トルコ語など》.
- 膠{にかわ}が固まる
- 膠を固める
- 首は膠でくっつけてある
- 膠で着ける
- 膠が固まる
- 膠質の方法で
- 神経膠の大きな星形細胞の、神経膠の大きな星形細胞に関する、または、神経膠の大きな星形細胞を含む
- 神経膠の、または、神経膠に関する
- 神経膠に関して、または、それからなる
- 神経膠組織
- タミルの膠着している言葉
- 中枢神経系における神経膠の中に展開する様々な円柱上皮細胞のいずれも
- 神経膠の細胞
- 大きな星状の神経膠細胞から成る組織
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