みず‐ひき〔みづ‐〕【水引】
読み方:みずひき
1 細いこよりにのりをひいて乾かし固めたもの。進物用の包み紙などを結ぶのに用いる。ふつう数本を合わせて、中央から色を染め分ける。吉事の場合は紅と白、金と銀、金と赤など、凶事の場合は黒と白、藍と白などとする。
[補説] 結び目の形は目的によって使い分けられる。端を引くとほどけて結び直せる蝶結びは、出産・長寿など何度繰り返してもよい祝い事に、端を引いてもほどけない結び切りは、結婚・病気見舞い・弔事などの一度きりを願うものに用いる。鮑(あわび)結び(淡路結び)は結び切りに準ずる。
2 神前・仏前・御輿(みこし)などの上部に横に張った金襴などの幕。
3 「水引幕」の略。
5 タデ科の多年草。山野に生え、高さ50~80センチ。多少枝分かれし、葉は広楕円形で互生し、葉面に黒い斑紋がある。8~10月、細長い穂を伸ばして赤い小花をまばらにつけ、実は卵形で褐色。みずひきぐさ。《季 花=秋》「―の花が暮るれば灯す庵(いほ)/鬼城」
水引(水引き)
みずひき (水引)
水引
水引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/03 08:41 UTC 版)
水引(みずひき)は祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白などの帯紐[1]。贈答品や封筒に付けられる飾り紐のことで、その形や色により様々な使い分けを行う。もしくは、飾り紐などに使われる紐。また飾り紐としてだけでなく、鶴や船などの置物や髪飾りとしても使用される。
- ^ “意匠分類定義カード(F3) (PDF)”. 意匠分類記号 F3-13181(水引、のし等). 特許庁. p. 31. 2014年3月4日閲覧。
- ^ 『祀典』大谷書舎2006年9月27日発行全762頁中324頁
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