蝶結びとは? わかりやすく解説

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ちょう‐むすび〔テフ‐〕【×蝶結び】

読み方:ちょうむすび

ひもや水引などの結び方の一。チョウが羽を広げたように輪をつくって結ぶもの。ちょうちょ結び。→水引1

「蝶結び」に似た言葉

蝶結び


蝶結び(表裏のあるリボンの場合)

プリントリボンのように、表裏はっきりしたリボンで蝶結びをすると、片方の輪が裏になってしまいがちです。輪やタレ(足)が、全部表になるようにするためには、蝶結びの片方の輪に、反対側のリボンを2回巻いてから、通して結わえるという方法あります

蝶結び

(1)リボン両端結んで上下出します。この時、下側リボンが表になるようにして下さい
蝶結び

(2)下側リボンで、ループ(わ)を作ります
蝶結び

(3)上側リボン手前回して中心巻きます
蝶結び

(4)手前回したリボンを、そのまま後ろ持っていき、もう1回転さます。
蝶結び

(5)リボンの表が出る様にループ作りながら、最初に回した所の間を通して下さい
蝶結び (6)形を整えて出来上がりです。

蝶結び

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/08 18:25 UTC 版)

蝶結び

蝶結び(ちょうむすび)または蝶々結び(ちょうちょむすび)は、紐の端と端をつなげる結び方のひとつ。花結び(はなむすび)ともいうが、花結びという語句は伝統工芸飾り結びを指すのにも用いられる。英語圏ではシューレース・ノット: Shoelace knot)、ボウ・ノット: Bow knot)などという。

結び方

蝶結びを結ぶには、まず紐の端と端を絡ませて一重結びの状態にする。以下の説明では、この時点で左側の端が手前から、右側の端が奥が出ているとする(そうでない場合は左右を逆に考える)。

次に、両端をそれぞれ2つ折りにするが、右側のループを左側のループが囲むようにする。この状態で、左側のループの根元のうち端に近い方を右側に引き出せば蝶結びとなる。

特徴・用途

蝶結びされた靴紐

蝶結びは、本結びの両端を引き解けの状態にしたものと解釈することができる[1]。つまり、蝶結びの両端の紐を外側に引くと結び目は解けて一重結びとなり、また蝶結びの状態から、両端をそれぞれのループの側に引いて引き解けを解消すれば本結びとなる。

また、本結びの結び方を誤ると縦結びになるのと同様に、蝶結びについても2つの引き解けの部分をつくるときに紐の上下を誤ると結び目が縦結び状になってしまう(つまり、両端をそれぞれのループの側に引いて引き解けを解消したとき縦結びになる)[1]

蝶結びは主に1本の紐の端と端を結んでなにかを縛るのに使用される。特に紐を結ぶときに多用され、通常通りに蝶結びを結んだあと両側のループをひと結びしておくとほどけにくくなる[2]。このほか、書類をとじるのに使ったり[3]風呂敷[4]リボン[5]を結ぶために使われる。

関連する結び目

片花結び
本結びの片方だけを引き解けの状態にした結び目。
二重花結び
靴紐を結ぶとき、登山時など特に丈夫にしておきたいときの結び方[6]。本結びに対する外科結びと似ているが、外科結びでは最初に二回通すのに対しこちらでは後から二回通す。

参考文献

脚注

  1. ^ a b 『アウトドア・ロープテクニック』116頁。
  2. ^ 『暮らしに役立つひもとロープの結び方』211頁。
  3. ^ 『暮らしに役立つひもとロープの結び方』91頁。
  4. ^ 『暮らしに役立つひもとロープの結び方』146頁。
  5. ^ 『暮らしに役立つひもとロープの結び方』134頁・152頁。
  6. ^ 『結び方全書-暮らしに使える170の結び』69頁。

外部リンク


蝶結び

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 04:45 UTC 版)

結び目」の記事における「蝶結び」の解説

端と端を結ぶ方法一度2つの端を絡めたあと、左右に広がるような形に2つループ形成させて再度結ぶ。羽根広げたような形に見えることからこう呼ばれる装飾性高く、非常にほどくことが容易であるため、靴紐を縛る時やリボンで髪を結う時などに使われる

※この「蝶結び」の解説は、「結び目」の解説の一部です。
「蝶結び」を含む「結び目」の記事については、「結び目」の概要を参照ください。

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