こんぱる‐りゅう〔‐リウ〕【金春流/今春流】
金春流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 06:23 UTC 版)
金春流(こんぱる-りゅう)は能楽の流派の一。こんぱるの読みに対して、明治維新までの表記では「今春」・「今晴」としているものもある。大和猿楽四座(やまとさるがくよざ)の一つである円満井座(旧えんまんいざ・現在えんまいざ)を前身としている。明治維新まではシテ方金春流、大鼓方金春流、太鼓方金春流が存在したが、大鼓方(おおつづみかた)金春流が明治期に廃絶したため、現在ではシテ方と太鼓方(たいこかた)が残っている。
- ^ 表章・伊藤正義『金春古伝書集成』わんや書店(1969) p.82
- ^ 金春欣三の講演「大和の能」参照。
- ^ 参考文献として掲げた『金春家伝来の能面・能装束』の2頁には「196件」、69頁には「194件」とある。同書の130 - 132頁に装束類のリストがあるが、そこに掲げられている件数は197件であり、いずれの数字が正しいか不明である。
- ^ 『金春家伝来の能面・能装束』(東京国立博物館、2017)、pp.8, 9, 69
- ^ 参考文献として掲げた『金春家伝来の能面・能装束』の69頁には重要文化財の装束の件数を「6件」とするが、「7件」が正当
- ^ 『月刊文化財』549号(第一法規、2009)、pp.14 - 15
「金春流」の例文・使い方・用例・文例
- 金春流という,能楽の流派
- 金春流のページへのリンク