く‐じん【苦▽参】
くらら【苦=参】
クララ
くらら (苦参)
●わが国の本州以南、四国・九州から朝鮮半島、中国、シベリアに分布しています。山地の草原や河川敷に生え、高さは1~1.5メートルになります。葉は奇数羽状複葉です。6月から7月ごろ、長い総状花序をだして「イタチササゲ」のような淡黄色の花を咲かせます。肥大した根は、漢方では苦参(くじん)と呼ばれ、かゆみ止めや駆虫薬に使われます。名前は、根を噛むとクラクラするほど苦いことから「眩草(くららくさ)」、のちにそれが転じたもの。
●マメ科クララ属の多年草で、学名は Sophora flavescens。英名は Ku shen。
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クララ
(苦参 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 09:41 UTC 版)
クララ(苦参、眩草[4]、学名: Sophora flavescens)はマメ亜科の多年草。別名クサエンジュ(草槐)[5]、キツネノササゲ[5]、ヒロハクララ[2]。
- ^ “Sophora flavescens Aiton” (英語). ITIS. 2012年4月11日閲覧。
- ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Sophora flavescens” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Sophora flavescens Aiton var. angustifolia” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月18日閲覧。
- ^ “「眩草」の解説”. 動植物名よみかた辞典 普及版(コトバンク). 2021年8月18日閲覧。
- ^ a b “「草槐」の解説”. 精選版 日本国語大辞典(コトバンク). 2021年8月18日閲覧。
- ^ a b c 木村陽二郎「クララ」、『週刊朝日百科植物の世界』71、朝日新聞社、1995年8月27日発行、13 - 193頁。
- ^ a b c d 貝津好孝 1995, p. 186.
- ^ a b c d e f g h i j k 馬場篤 1996, p. 49.
- ^ “阿蘇大草原の四季(NHK総合テレビさわやか自然百景)”. NHK (2010年3月7日). 2012年4月11日閲覧。
- ^ 読売新聞2010年10月25日13S版35面幻の古代和紙、正倉院に
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(クララ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年4月11日閲覧。
[続きの解説]
「クララ」の続きの解説一覧
- 1 クララとは
- 2 クララの概要
- 3 種の保全状況評価
- 4 外部リンク
「苦参」の例文・使い方・用例・文例
- 苦参という多年草
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