水平軸風車と垂直軸風車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:15 UTC 版)
水平軸風車 - 風向きに対し、回転軸が平行な風車。 水平軸風車は、変化する風向きに対し平行であり続けなければならないため、方位制御機構が必要になる。小型の風車では方向舵などで受動的に制御するが、大型の風車では動力を使って能動的に制御することもある。なお、水平軸風車を使った風力計は、方位制御機構を利用し、風向も同時に測定することができる。 垂直軸風車 - 風向きに対し、回転軸が垂直な風車。 垂直軸風車(英語版)は、通常、回転軸が地面に対し垂直になるよう設置する。そうすれば常に回転軸に対し直角に風が吹くため、方向制御が必要ない。 揚力型抗力型水平軸プロペラ風車 / リボン型風車 セイルウィング風車 / オランダ型風車 / 多翼型風車 / かざぐるま型風車 垂直軸ダリウス風車※1 / ジャイロミル風車※2 サボニウス風車(英語版) / クロスフロー風車 / S型風車 / パドル風車(風杯) ※1:ダリウス風車- 翼に働く遠心力が引っ張り応力として働く形状としたもの。翼ピッチは固定。※2:ジャイロミル風車(Hダリウス風車、直線ダリウス風車)- 直線翼とすることにより可変ピッチを可能とし、微風でも起動しやすくしたもの。
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