ツリー‐こうぞう〔‐コウザウ〕【ツリー構造】
読み方:つりーこうぞう
ツリー構造
別名:木構造,階層構造
【英】tree structure, hierarchical structure
ツリー構造とは、データ構造の一種で、ある階層に属する一つのデータから、下位階層に位置する複数のデータが枝分かれした状態で配置されている構造のことである。
ツリー構造では、各階層は親子関係を持っており、親は複数の子を持ち、その子は自分を親として複数の子を持つことができる。子は複数の親を持つことがない。ツリー構造は樹木における枝葉に喩えた表現であるが、すべてのデータにとって上位に位置した(親を持たない)最上位の階層は、root(根)と呼ばれている。
木構造 (データ構造)
(ツリー構造 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 13:38 UTC 版)
木構造(きこうぞう)とは、グラフ理論における木に対応づけられるデータ構造である。
注釈
- ^ 一般に無向木は、それに含まれる任意のノードを根として解釈可能な非根付き木である。有向木は、エッジが、葉から根に向かう向きの場合と、根から葉に向う向きの場合があるが、いずれにしても根となるノードが決められた根付き木となる。
出典
- ^ Morris, Joseph M. (December 1979). “Traversing binary trees simply and cheaply”. Information Processing Letters 9 (5): 197-200. doi:10.1016/0020-0190(79)90068-1.
- 1 木構造 (データ構造)とは
- 2 木構造 (データ構造)の概要
- 3 用語
- 4 子ノードの順序性
- 5 木構造の種類
ツリー構造と同じ種類の言葉
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