H木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/30 05:39 UTC 版)
H木、H treeまたはH-Tree はフラクタル図形の1つであり、直線の両端に、その長さの1/√2の長さの垂線を追加し続けることによって構成される図形である。繰り返しパターンがアルファベットの "H" に似ているため、H木と呼ばれる。ハウスドルフ次元は2であり、矩形内の任意の点に対し、十分近いH木上の点が存在する。任意のステップにおいて、中心から端点までの距離がすべて等しい性質を利用し、VLSI設計とマイクロ波工学で用いられている。
- ^ H-Fractal, Sándor Kabai, The Wolfram Demonstrations Project.
- ^ Kaloshin & Saprykina (2012).
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- ^ Ullman (1984); Burkis (1991).
- ^ Browning (1980). See especially Figure 1.1.5, page 15.
- ^ Hou et al. (2008); Wen et al. (2002).
- ^ Weisstein, Eric W. "Mandelbrot Tree". MathWorld(英語).
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