B木
B木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 03:42 UTC 版)
B木(びーき、英:B-tree)は、計算機科学におけるデータ構造、特に木構造の一つ。ブロック単位のランダムアクセスが可能な補助記憶装置(ハードディスクドライブなど)上に木構造を実装するのに適した構造として知られる。
- ^ Bayer, R.; McCreight, E. (July 1970). “Organization and maintenance of large ordered indices”. Proceedings of the 1970 ACM SIGFIDET (Now SIGMOD) Workshop on Data Description, Access and Control - SIGFIDET '70. Boeing Scientific Research Laboratories. p. 107. doi:10.1145/1734663.1734671
- ^ a b 奥村 1991, p. 316
- ^ a b c d e 奥村 1991, p. 317
B*木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 03:57 UTC 版)
B*木(英: B*-tree)は、B木から派生した木構造の一種で、HFS や Reiser4 ファイルシステムで使われている。根ノード以外のノードは、B木のように1/2ではなく、2/3まで埋まった状態になる。このため、ノードがいっぱいになったとき即座に分割するのではなく、キーを次のノードと共有する。連続する2つのノードがいっぱいになると、それを3つのノードに分割する。また、常に左端のキーは使わずに残しておく。一般に総称して「B木」と呼ばれることが多く、「B*木」と呼ばれることは滅多にない。
B+木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 00:30 UTC 版)
B+木(英: B+ tree)は、キーを指定することで挿入・検索・削除が効率的に行える木構造の一種である。動的な階層型インデックスであり、各インデックスセグメント(「ブロック」などと呼ばれる。木構造におけるノードに相当)にはキー数の上限と下限がある。B+木はB木とは異なり、全てのレコードは木の最下層(葉ノード)に格納され、内部ノードにはキーのみが格納される。
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B木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/07 04:15 UTC 版)
B木は二分探索木をより一般化した、多分岐の探索木である。それぞれの子である部分木は、「左のキー < 部分木の親ノードのキー < 右のキー」を満たすように配置される。多分岐であるため、全てのキーに値が格納されているとは限らない。そのため、B木は多少容量を無駄に消費する。B木の利点は、他の平衡木と比べて平衡を保つための処理を行う頻度が低い点である。 ノードの長さは可変であるため、B木は大きなデータを読み取るシステムに最適である。そのため、データ管理システムによく使われる。 B木の検索時間は O(log n)である。
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「B+ 木」の例文・使い方・用例・文例
- それぞれの部分が2つの新しい化合物を形成するために交換されるような2つの化合物間の化学反応(AB+CD=AD+CB)
- 雨が降らなかったせいで草木が枯れてしまった
- その木は実がたわわになっている
- 道路の向こう側に木がある
- 木が道路に倒れている
- これらの木は東京の湿気の多い気候によく適応している
- 彼女は木にもたれ掛かっていた
- 秋の色に赤々と輝く木々
- 木材の長さに目をやる
- 通り沿いの桜の木
- 木に囲まれた城
- 木を3メートルずつ離して植えた
- 周囲が10メートルの太い木
- 彼は木曜日にヨガの教室に通っている
- この木の葉は秋には黄色くなる
- 彼の木綿のズボンはまるでスカートのように膨らんでいた
- 冬になると木々の葉が落ちる
- 実を結ばなくなった老木
- この木はあまり実がならないだろう
- よく実のなる木
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