ポインタ (プログラミング)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 18:04 UTC 版)
ポインタ (英: pointer) とは、コンピュータプログラミングにおいて、変数や定数、サブルーチン(関数)などが置かれたメインメモリ上の番地(メモリアドレス)を格納するための特殊な変数のこと[1][2]。あるオブジェクトがなんらかの論理的位置情報に基づいてアクセスできるとき、それを参照する(指し示す)ためのものである。一般的な意味での「ポインタ」は「何かの位置を指し示すための仕組みや道具」のことであり、転じてコンピュータプログラミングの分野ではメモリアドレス参照の意味で使われるようになった。
注釈
出典
- ^ a b c ポインタとは - IT用語辞典 e-Words
- ^ POINTER | Definition of POINTER by Oxford Dictionary on Lexico.com also meaning of POINTER | §1.5
- ^ 「第3回:アドレスとポインタ変数」
- ^ 記憶域クラス指定子 - cppreference.com
- ^ "pointer of" ではない。
- ^ DCL04-C. ひとつの宣言で2つ以上の変数を宣言しない | JPCERT/CC
- ^ NULL - cppreference.com
- ^ MEM01-C. free() した直後のポインタには新しい値を代入する
- ^ Using and Porting the GNU Compiler Collection (GCC) - C 言語ファミリに対する拡張機能
- ^ Using the GNU Compiler Collection (GCC): Warning Options
- ^ "解放後のメモリ領域を参照するダングリングポインタ" 池上. (2014). メモリ再利用を禁止するライブラリにより Use-After-Free 脆弱性攻撃を防止する手法の提案. Computer Security Symposium 2014.
- ^ "`push` によって `data` の格納先が再割り当てされてしまった ... 単純なスコープ解析では、このバグは防げません。 ... 問題は、その参照を保持している間に、参照先が変わってしまったことです。" rust-lang. 所有権とライフタイム. The Rustonomicon. 2022-12-22閲覧.
- 1 ポインタ (プログラミング)とは
- 2 ポインタ (プログラミング)の概要
- 3 問題点
- 4 参照
- 5 脚注
「ポインタ (プログラミング)」の例文・使い方・用例・文例
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