鶴仙流
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「ドラゴンボールの登場人物」の記事における「鶴仙流」の解説
桃白白(タオパイパイ) 声 - 大塚周夫(元祖)、岸野幸正(Z第170話 - 第174話、ゲーム『真サイヤ人絶滅計画 -地球編-』、『偉大なる孫悟空伝説』、『カカロット』) 亀仙人のライバル・鶴仙人の実弟。レッドリボン軍が雇う世界一の殺し屋。一度は悟空を完膚なきまでに叩きのめすが、カリン塔で修業をした悟空との再戦で敗れる。サイボーグ化して数年後に天下一武道会に登場するが、かつての弟分であった天津飯に倒される。 鶴仙人 声 - 永井一郎(元祖)、岩崎ひろし(ゲーム『カカロット』) 亀仙人のライバルで、かつて彼と共に武泰斗のもとで腕を磨いた武道家。桃白白の実兄であり、天津飯、餃子の師匠でもある。初登場時は302歳で、亀仙人とさほど変わらない歳に描かれている。サングラス、口ひげと短いあごひげが特徴。鶴の頭が付いた帽子をかぶり、左右の髪の毛が逆立っている。陰険な性格(ブルマ曰く「やなジジイ」)だが、身内への情はあり、弟の桃白白が悟空に敗死したことを知った際には怒りを露わにした。戦闘力は120。弟子を連れて、天下一武道会場へ来場した際、同様に弟子を連れてきていた亀仙人と再会、口喧嘩となり、その髪型を「中途半端ハゲ」と揶揄され、鶴仙人は亀仙人を「つるっぱげ」と罵る。そんな犬猿の仲の2人だが、若い頃は共にピッコロ大魔王の軍団と戦い、命と引き換えに大魔王を封印した師・武泰斗の最期も見届けた。ピッコロ大魔王の復活を受けて、餃子は亀仙人らとの会話の中で蘇生させた張本人は鶴仙人かと推測したが、「恐ろしさを完全に知っているから、それはない」と亀仙人からは否定されていた。天津飯は天下一武道会でジャッキー・チュン(亀仙人)と対決した折、「実力は鶴仙人より上」と評している。 後にほとんどの主要戦闘キャラクターが取得している「舞空術」は、元々は鶴仙流独自の技である。 勝つためには手段を選ばない卑怯な一面があり、第22回天下一武道会決勝戦の悟空対天津飯戦では、餃子にこっそり超能力で悟空を金縛りにするよう指示するが、天津飯がそれに気づき止めるよう指示すると、餃子もそれに従い鶴仙人の指示を拒否したため、餃子を殺そうとするも、亀仙人のかめはめ波で空のかなたに吹き飛ばされる。 第23回天下一武道会では、亀仙人たちの下に付いた弟子2人と悟空の抹殺のためにサイボーグ化した弟・桃白白と共に会場に現れるが、天津飯に敗北して彼に「二度と我々の前に姿を現わさないでください」と言われ、桃白白を抱きかかえて天津飯に「ロクな死に方をしない」と捨て台詞を残して、舞空術で会場を後にする。これを最後に作中には登場しなかった。 『元祖』では弟・桃白白の仇討ちのため、第22回天下一武道会の決勝戦の前夜に宿舎へ侵入し、寝ている悟空を暗殺しようとするが、それに気付いた悟空と手合わせするという原作にはない対決が描かれた。しかし、途中で割って入った天津飯に、たくさんの観客のいる決勝戦で倒すと言われたため、暗殺を思い留まる。第102話ではピッコロ大魔王率いる魔族と戦っていた頃の回想シーンが描かれ、魔族が口から放ったエネルギー波を亀仙人と協力した技で受け止め跳ね返して倒すが、ピッコロ大魔王に一撃でやられた。亀仙人と共に治療して救った武泰斗が打倒ピッコロ大魔王の修業の旅に出た後、武泰斗が帰ってくることを信じて修行に勤しむ亀仙人とは逆に、ピッコロ大魔王のあまりの強さから正義に絶望して悪の道に走り、拳法を使って世界一の殺し屋集団構築を企んだ経緯が語られた。第129話では若い頃(約300年前)が描かれ、背の低い男とひょろ長い男2人組の子分を従えており、当時憧れていた女性・ファンファンに振られた際、彼女が、神様による修行の一環でタイムスリップしてきた悟空を見て「かわいい」と言ったことや、師・武泰斗が彼を高く評価していたことへの嫉妬心から、悟空に対し激しい敵意を燃やす。 劇場版第3作『摩訶不思議大冒険』ではミーファン帝国の大臣という設定。同国皇帝という設定の餃子を蔑にして権力を牛耳ろうとする。部下である天津飯に餃子の殺害を命令するが、天津飯が葛藤の末裏切ったために気功砲で吹き飛ばされる。本作では鶴仙人自身の戦闘シーンも描かれ、どどん波など鶴仙流独自の技の他、機関銃の弾を素手でつかみ取る亀仙人と同じ技を見せている。 後年、鳥山は鶴仙人と桃白白のその後に関して「何かの巻き添えを受けて死亡したが、悪人なので死んだままかもしれない」と語っている。 洞察力は長けているとはいえず、桃白白がサイボーグ化したところで天津飯の敵ではないことを見抜けなかった。また、ライバルである亀仙人がジャッキー・チュンの姿に変装して出場していることを試合の途中まで気づかず、天下一武道会で自ら場外負けをした時にはまともに戦って負けるのが嫌だったからと的外れな分析をしている。アニメ版では、悟空とクリリンの真剣勝負を馴れ合いと評している。 アニメでは、上記の性格の悪さや卑怯なだけではなくスケベぶりも強調されており、ブルマやランチの胸を見てセクハラ発言をしている。 名前の由来は亀とともに長寿の象徴とされる「鶴」から。
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