葛藤
読み方:かっとう
葛藤とは、葛藤の意味
葛藤とは、もつれという意味のこと。英語では conflict と訳される。葛藤の葛は「かずら」と読み、藤は「ふじ」と読む。葛も藤も植物の蔓草(つるくさ)で、葛と藤が絡み合ってなかなか解けないことから葛藤の語がうまれたとされる。葛藤の語の慣用句
- 葛藤に苦しむ
葛藤の語源のように複雑に絡み合ってしまった相反する感情に苦しむという状態のこと。 - 葛藤を抱える
葛藤に苦しむと同じ相反する感情に苦しむという意味がある一方で、どちらかの選択肢を選ばないといけない状態のときによく使われる。 - 葛藤に駆られる
衝動的に葛藤を持つこと。
葛藤の類語
葛藤の類語として、「相克」(そうこく)が挙げられる。意味はほぼ同じであるが、相克の場合はどちらかが勝とうとしているというニュアンスを含めている。次に、「衝突」が挙げられる。衝突は、それよりも一段と進んでぶつかりあっているさまである。また、「軋轢」(あつれき)は車輪が軋(きし)んでしまうように人と人とが不仲になってしまう様子を表す語である。つづら‐ふじ〔‐ふぢ〕【▽葛藤】
ツヅラフジ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、蔓で他に巻きつく。葉は広卵形または円形で柄が長く、互生。雌雄異株で、夏、淡緑色の花をつける。蔓はかごを編む材料となり、根や茎は漢方で漢防已(かんぼうい)といい浮腫(ふしゅ)やリウマチの薬にする。ツヅラフジ科の双子葉植物は約400種が暖帯から熱帯にかけて分布し、主に蔓性で、カミエビ・コウモリカズラなども含まれる。《季 夏》
かっ‐とう【葛藤】
葛藤
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葛藤
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