化石燃料
かせき‐ねんりょう〔クワセキネンレウ〕【化石燃料】
化石燃料
【英】: fossil fuel
太古に生息していた植物または動物の死がいが、他の無機物とともに堆積{たいsき}し、長年月の間に自然の作用で熟成・変化したもののうち、今日採掘されて燃料とされている物質をいう。具体的には、石油、天然ガス、石炭、オイル・シェールから得られるシェール・オイル、オイル・サンドから得られるサンド・オイルなどが化石燃料とされている。化石燃料は、その生成に大変な長年月を要するので、現実的には有限の枯渇型の資源であり、この点で、まきや水力や太陽エネルギーなどのいわゆる再生可能型のエネルギーとは異なる。またいずれも炭素または炭素と水素とから成る有機物であって、酸素と化合し、燃焼することによって熱エネルギーを発生するので、その利用は必然的に炭酸ガスの空中放散を伴うことも不可避の特性である。 |

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