上流部門
【英】: upstream sector
同義語: アップストリーム
石油産業を、原油の探鉱・開発・生産までの原油の開発段階と、それ以後の段階、すなわち精製・販売・輸送その他の段階の二つに大別することができるが、前者を石油業界では上流部門もしくはアップストリームという。石油の流れを川の流れにたとえると、開発段階はその上流にあたるというところに由来する。石油産業の全操業投資のうち、自由世界合計で上流部門投資は 1976 年までは 50 %以下であったが、1977 年以降は 50 %を超えるようになり、1981 年で 58 %強を占めている。米国内では 85 %弱を占めている。石油の上流部門操業は、原油生産のほか天然ガス並びにガス凝縮油(コンデンセート)の生産を伴う。 |

- じょうりゅうぶもんのページへのリンク