スポンサーとは? わかりやすく解説

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スポンサー

英語:sponsor

「スポンサー」の意味・「スポンサー」とは

「スポンサー」とは、主にイベントや団体、個人などに資金物品提供しその活動支援する企業個人のことである。スポンサーは、対象となる活動や団体の運営費用設備投資などを負担し、その見返りとして広告宣伝効果期待することが一般的である。スポンサーは、スポーツ文化イベントテレビ番組など幅広い分野活動している。

「スポンサー」の語源

「スポンサー」の語源は、ラテン語の「spondere(約束する)」に由来し、英語の「sponsor」がそのまま使われている。元々は、洗礼結婚式などの宗教行事で、他人のために保証人となる役割指していたが、現代では広く経済的支援を行う企業個人を指すようになっている

「スポンサー」に関連する用語・知識

「スポンサー企業」とは

スポンサー企業」とは、特定のイベントや団体、個人に対して資金物品提供しその活動支援する企業のことである。スポンサー企業は、提供する資金物品によって、広告宣伝効果を得ることが目的である。例えば、スポーツチームユニフォーム企業ロゴ掲載することで、観客テレビ視聴者に対して広告効果を狙う。

個人スポンサーとは

個人スポンサーとは、企業ではなく個人資金物品提供し特定の活動や団体、個人支援することである。個人スポンサーは、対象となる活動や団体に対す熱意共感から支援を行うことが多く広告宣伝効果目的としているわけではないことが一般的である。

スポンサー契約とは

スポンサー契約とは、スポンサーとなる企業個人が、資金物品の提供を行う対象となる活動や団体、個人との間で結ばれる契約のことである。スポンサー契約には、提供する資金物品詳細広告宣伝に関する取り決め契約期間などが明記される。

スポンサーとスポーツの関係

スポンサーは、スポーツ世界でも非常に重要な役割果たしている。スポーツチーム選手に対して資金物品提供することで、運営費用設備投資支援し競技力向上に寄与している。また、スポンサー企業は、スポーツイベント開催選手活動通じて広告宣伝効果を得ることができる。

スポンサーのメリット

スポンサーには、いくつかのメリットがある。まず、広告宣伝効果を得ることができる。スポンサーが支援する活動や団体が成功すれば、その名声評価スポンサー企業にも波及することが期待できるまた、スポンサー活動は、企業社会貢献活動としても評価されることがあり、企業イメージの向上につながることがある

「スポンサー」を用いた例文

1. このスポーツ大会は、地元企業のスポンサー支援によって開催されている。 2. 彼は個人スポンサーからの資金提供受けて海外での研修を行うことができた。 3. スポンサー契約により、新しユニフォーム企業ロゴ掲載されることになった

sponsor

別表記:スポンサー

「sponsor」とは、「保証人」や「広告主」「出資者」「スポンサー」などの何らかの活動に対して出資もしくは後援などを行うことを意味する英語表現である。

「sponsor」とは・「sponsor」の意味

「sponsor」は、名詞動詞両方使われる英語表現である。名詞で使う場合、「(見習い期間などの)保証人身元引受人」や「(番組の)広告主」、「(イベントなどの)出資者」「後援者」といった意味を持つ。またカタカナ英語で「スポンサー」の意味使われることも多い。ほかにも「寄付者」や「発起人」という意味もある。動詞として「sponsor」を使う場合には、「スポンサーになる」「出資する」「後援する」「発起する」などの意味使われる

「sponsor」の複数形

名詞の「sponsor」における複数形は、「sponsors」と表記する

「sponsor」の活用変化一覧

動詞の「sponsor」は、現在分詞だと「sponsoring」と表記する。また過去形過去分詞場合は、「sponsored」になる。三人称単数現在は、「sponsors」と名詞で使う場合複数形と同じ表記となる。

「sponsor」の語源・由来

「sponsor」は、ラテン語の「spondere(固く誓う)」や「spondeo(約束する保証する)」に由来する英語表現である。

「sponsor」と「sponser」の違い

「sponsor」と「sponser」は、同じように「広告主」や「スポンサー」といった意味を持ち使い方も同じである。一般的に「sponsor」の表現使われることが多く、「sponser」が使われることは少ない。

「sponsor」の類語

「sponsor」の類語には、「supporter」や「backer」があげられる同じように「支援者」や「後援者」といった意味で使われる英語表現だが、ニュアンスには違いがある。「sponsor」は、特定の個人組織に対してお金などを提供して支援する人や組織意味する表現として使われることが多く、「広告主の意味でも使われる。「supporter」の場合アイドルスポーツチームなどを応援して支える人のことを示す言葉で「支持者の意味もある。「backer」の場合財政的な面で誰か支援する人や機関のことを示している。主に資金面援助支援を行うのが「sponsor」となるが、「supporter」もオフィシャルグッズ購入などの形で資金面援助を行うこともある。

ほかにも「出資者の意味で使うなら「funder」、「寄付者の意味なら「donor」、「発起人」なら「promoter」や「initiator」が類語該当する。「sponsor」はさまざまな意味を持つ英語表現なので、意味ごとに類語異なっている。

「sponsor」を含む様々な用語の解説

「Sponsors(マッチングサービス)」とは


「Sponsors(マッチングサービス)」とは、スポーツ応援したい企業支援者欲しチームを結ぶマッチングサービスのことである。情報通信会社である「Core-Business(コアビジネス)」が2022年10月サービス開始した。「Core-Business」が運営するサイト「Sponsors」では、スポーツチーム側がスポンサーに提供するプラン掲載できる。企業側はプランの中から、自社希望合ったチーム選んで支援できる仕組みとなっている。

スポーツチーム側は、支援対す手数料のみで「Sponsors」のサイトへのプラン掲載には一切費用かからない企業側は少額からスポーツチーム支援ができるほか、何らかのリターン期待できる。同じ地域スポーツチームだけではなく遠くチーム支援できるのも「Sponsors」ならではの特徴である。

「SponsorBlock」とは


SponsorBlock」とは、オープンソースブラウザ拡張機能のことである。この機能活用することで、Google Chromeなどのブラウザでは、YouTubeのスポンサー付きメッセージ自動的にスキップできる。「BlockSponsor」と呼ばれることもあり、YouTubeの動画前に表示されるバナーコマーシャルなど全てブロックできる。拡張機能となるため、自身アカウントに「SponsorBlock」をインストールすることで使用可能となる。

「sponsor」の使い方・例文

「sponsor」の使い方には、以下のような例文あげられる

・This show is broadcast with the help of several sponsors.
(この番組はいくつかのスポンサーの提供で放送されている)
・The sponsor pushed his challenge.
後援者彼の挑戦後押しした
・I asked my uncle to be my sponsor.
(私は叔父保証人になってほしいとお願いした)
・He decided to sponsor a global drive.
(彼は世界的な取り組み出資することに決めた
The company sponsored a radio program.
あの会社はラジオ番組のスポンサーになった

スポンサー【sponsor】

読み方:すぽんさー

民間放送番組提供者。

事業などの資金出してくれる人。出資者


スポンサー sponsor

後援者という意味の言葉のことで、ラジオ・テレビ番組提供者から転じて一般に広告主のことをスポンサーと呼ぶ。

スポンサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 17:55 UTC 版)

馬術競技におけるスポンサーシップ(一部隠れているが自動車ブランドのメルセデス・ベンツと下部に携帯電話キャリアモビスター)。

スポンサー英語: Sponsor)とは、団体個人スポーツチームイベント施設番組などに対し、金銭や物品、あるいはサービスを提供することにより支援する個人や企業、団体のことである。スポンサー行為は単なる寄付や支援と類似しているが、広告PRなど、より商業的なメリットを目的として行われるものであり、日本においてはスポンサーは広告主とほぼ同義である。類似の意味で「エンドースメント」も使われる。

概要

本来は広告業界用語の一つ。テレビラジオ等の電波媒体を利用してペイド(有料)パブリシティをおこなう広告主を指す(これとは別に、新聞雑誌等(紙媒体)に広告を掲載する広告主はクライアント、あるいはアカウントと呼ばれる)。

スポーツに関するものであれば、外観(着衣や用具の目立つ位置など)への自社のロゴなどの表示、自社製品の提供などがある。例えばJリーグクラブの場合、ユニフォームに自社のロゴや商標などを表示出来る権利を得られる。音楽に付いても自社の楽器や機材を使ったり、目立つ位置に自社ロゴを表示する等がある。スポーツや音楽の場合、分野によって「エンドースメント」、「ライダー契約」・「ドライバー契約」、単に「契約」などと言われる場合もある。

イベントの場合には、冠スポンサーとして、スルガ銀行チャンピオンシップトヨタカップのように大会の名称に企業名が入る事がある。スポンサーとは呼ばれないが、日本の祭り祝儀をすると会場内に個人名や会社名が書かれた提灯などの物が掲示される。

テレビラジオ放送番組の場合には、番組内にコマーシャルを流すことができ、スポンサーの提供中に放送されるCMのことを、タイムCMと呼ばれ、それ以外のCMは、スポットCMとして区別されている。

ただし、ラジオのワイド番組は原則としてコーナーやフロート番組毎にスポンサーを付けており、合間のトーク部分にはスポンサーを付けていない。スポンサーが有るコーナーとスポンサーが無いコーナーとでは処遇に差があり、前者は如何なる時でも必ず放送しなければならず、後者はパーソナリティ・DJが代理の時や、災害時等に休止することがある。ラジオショッピングはそれ自体が宣伝なので、除外する。

また、スポンサー製品を利用したペイドパブリシティ(プロダクトプレイスメント)も行われる。テレビドラマの場合、家電携帯電話日用品にスポンサーのものが用いられていたり、自動車メーカーがスポンサーの場合は、劇用車にスポンサーの車種が必ず用いられていたりしている。家族生活を題材としたドラマを中心に、言語的表現こそ無いものの、登場人物の勤務先スポンサーの従業員という設定が使われている。

また、番組とスポンサーとのタイアップ企画も行われる場合がある。(ただし、テレビ・ラジオ番組においては冠スポンサーの企業・団体以外のスポンサーが付くこともある)似たような事例として、ラジオのワイド番組の懸賞において、ひっきりなしに通常とは異なる商品になる場合があり、大抵の場合は、スポンサーからの提供という形を取ることが多い。前述の通りラジオのワイド番組は、コーナー毎にスポンサーを付けているため、この事例のスポンサーは、事業者が自由化されている。

民間放送事業者コミュニティFMの運営事業者も含む)に関しては、定期・不定期放送番組に留まらず、自主的に展開するキャンペーン[注 1]や自主開催イベントにまでスポンサーを付けることもあり、民放テレビ局主催の映画招待試写会[注 2]に至っては、一社提供という形でスポンサーを付けないと実施することが出来ない。

一方で、過度のPRペイドパブリシティ嫌悪する消費者もいる(テレビ関連ではテレビ離れの項も合わせて参照)。

私たちはどこかの組織から恩義を受けると、その組織と関係があるものを偏愛するようになる。恩義が大きくなる程、偏愛の度合いも高まる[1]

スポンサーによる表現規制・言論統制

しばしばスポンサーによる表現規制などの圧力が問題になることがある。またこれは、メディア側の表現の自主規制によるものの場合も多い。例えばドラマ番組制作や報道番組などで、有力スポンサーに配慮する形で筆を曲げるよう記者に対して圧力がかかったり、自動車・電機・流通など、一大スポンサー企業に対しての批判はもとより、嫌味を書いただけでも一騒動起こることは珍しくないとされる[2]

2018年のアメリカ合衆国の例では、FOXニュースの番組司会者がツイッターで不適切な発言を行ったところ批判を浴び、20社ものスポンサーが何らかの理由を付けて降板する事態も発生している[3]

スポーツにおいてはスポンサーの影響力が大きく、グランドスラム (テニス)では主催者や対戦相手だけでなくスポンサーへの暴言もペナルティとなる[4] など、ルールに影響を受けた競技も多い。

脚注

注釈

  1. ^ こちらのスポンサーに関しては、必ずキャンペーンCMの最後に「○○(スポンサー名)はこのキャンペーンを応援しています」という表記を取っている。スポンサーのために行われるため、NHKでの実施例はNHK厚生文化事業団が主体となる「NHK歳末たすけあい・NHK海外たすけあい」の街頭募金キャンペーンが実施される程度に留まり、スポンサーのためではなく、日本赤十字社との合弁によるもの。民間放送との合同キャンペーンの場合、民放側に協賛スポンサーの表記を入れている。
  2. ^ キー局が製作に関与した映画の場合は、系列局のみに宣伝が限られ、近年は宣伝CMも系列局のみに留まることから、それらの放送局が主催し、放送対象地域内に配給会社系列の映画館がある場合は、必ずそれらの映画館で実施されている。

出典

関連項目


スポンサー (Sponsor)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 15:24 UTC 版)

模擬国連」の記事における「スポンサー (Sponsor)」の解説

決議案提案国。決議案記載され文言に対して説明責任を負う。「スポ」と略される

※この「スポンサー (Sponsor)」の解説は、「模擬国連」の解説の一部です。
「スポンサー (Sponsor)」を含む「模擬国連」の記事については、「模擬国連」の概要を参照ください。

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