家電機器とは? わかりやすく解説

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ホームアプライアンス

別名:家電機器
【英】home appliance

ホームアプライアンスとは、主に一般消費者家庭内使用する家庭用の)電子機器電気製品を指す語である。

ホームアプライアンスは英語では家庭用品程度の意味である。日本語では娯楽家電黒物家電)や生活家電白物家電)、通信機器なども幅広く含む語として用いられている。

なお、単にアプライアンスapplianceといえば英語では機器」や「器具」といった意味であるが、IT用語としては特定の目的用途想定されているもの、といった意味合い込めてアプライアンス製品と言ったり「ネットワークアプライアンス」といったりする場合が多い。

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家電機器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 01:27 UTC 版)

家電機器(かでんきき)とは、主に家庭で使用される電気機器である。家電製品(かでんせいひん)ともいう。略して「家電(かでん)」とも。

歴史


種類

白物家電しろものかでん、家庭用映像機器、家庭用音響機器、情報家電などに分類できる。


白物家電

家庭用映像機器

家庭用音響機器

情報家電

家庭用ゲーム機

ゲーム機#家庭用ゲーム機の世代分けを参照

スマート家電

インターネットを通じて遠隔操作が可能な家電製品。 スマートフォンやタブレット端末に専用アプリ等をインストールし、家電製品と連携させることで、リモコン抜きで家電製品を操作することができ、家の中は勿論のこと、外出先からでも家電製品を操作できる。

家電機器の一覧

家電メーカー

家電メーカーとは、家電製品を製造している企業のことである。

家電メーカーと呼ばれる企業の大半は、家庭向けだけでなく企業向けの電気製品の開発・製造も行っており、むしろそちらが売上の大部分を占めている場合も多く、「家電メーカー」と「電機メーカー」の境界線は曖昧である。

なお電機メーカーでもあり家電メーカーでもある企業もあるが、電機メーカーだが家電製品は作っていない場合もある。

家電メーカー売上ランキング

2021年の世界の家電メーカー売上トップ10は下記の通りである[1]。メーカーと国籍を挙げる。

メーカー別 世界の家電売上ランキング[2]
順位 企業名 国籍
1位 サムスン  大韓民国
2位 ハイアール 中華人民共和国
3位 シーメンス(B/S/H) ドイツ
4位 LGエレクトロニクス  大韓民国
5位 ワールプール アメリカ合衆国
6位 パナソニック 日本
7位 美的グループ 中華人民共和国
8位 エレクトロラックス  スウェーデン
9位 ハイセンス 中華人民共和国
10位 SEBグループ フランス
各国の家電メーカー

次に10位外も含めて各国の家電メーカーを挙げる。

家庭向け音響機器も家電製品の一種とするなら、ヤマハ(YAMAHA)、JVCケンウッドソニー(SONY)も挙げられる。

家庭用のメディアストリーミングプレーヤーも家電製品の一種とするなら、Amazon Fire TVを製造販売するAmazonやChromecastを製造販売するGoogleも挙げられる。

家庭向けのノートパソコンも家電製品の一種とするなら、台湾のASUSエイサー(acer)、アメリカのHP Inc.デル、日本のNEC(NECパーソナルコンピュータ)、富士通島根富士通)、VAIO株式会社マウスコンピューターなども挙げられる。

家庭用ゲーム機を家電製品の一種とするなら、任天堂ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、マイクロソフトも挙げられる。

なお、Amazonは世界各地に拠点を置き世界展開しているので上のリストでアメリカとしては挙げなかったが、アマゾンベーシック(Amazon Basics)という自社ブランドで、白物家電類も含めてAmazon上で販売している。またAlexa搭載の家庭用スマートスピーカーAmazon Echoや、家庭用情報機器のFireタブレットも開発製造販売している。したがってAmazonは家電メーカーとしての側面も持っている。

脚注

  1. ^ ディールラボ - ウェイバックマシン(2022年5月18日アーカイブ分)
  2. ^ ディールラボ - ウェイバックマシン(2022年5月18日アーカイブ分)

関連項目


家電機器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:26 UTC 版)

規格争い」の記事における「家電機器」の解説

民生市場について記す。太字の項目は、商業的歴史的にみて勝利したといえるもの。細い文字引き分けもしくは敗北ビデオ関連規格ビデオ戦争の項目も参照ビデオテープレコーダVHS対ベータマックス 映像ディスクLDVHD 小型ビデオテープ8ミリビデオVHS-C デジタルビデオテープ:DVD-VHS 映像ディスクSuper Density DiscMultiMedia Compact Disc - 製品化前にDVDとして統一DVD関連規格DVD フォーラム規格DVD-)対DVD+RW アライアンス規格Plus, DVD+) - 下記参照 DVD-RWDVD-RAM - ただしほとんどのパソコン書き込み型DVDドライブはハイパーマルチであり、いずれも使用できることがほとんどである。 記録型映像ディスク:DVD-RAM/RW対MVDISC 第3世代光ディスクBDHD DVD オーディオ関連規格レコード形状円筒型フォノグラフ対円盤型(グラモフォン1877年トーマス・エジソン発明した円筒型レコードフォノグラフ)と、1887年エミール・ベルリナー発明した円盤型レコードグラモフォン)が競合したが、プレスによる量産が可能でありまた保管にも幅をとらないという利便性からグラモフォン人気高まりフォノグラフ衰退していった。 レコード回転数LP盤33回転)対EP盤45回転)対SP盤78回転民生向けテープレコーダーテープデッキ)用ノイズリダクションドルビーNR(米ドルビーラボラトリーズB・C・S)対ANRS日本ビクター〈現・JVCケンウッド〉。上位版のSuper ANRS含む)対Adres東京芝浦電気〈現・東芝〉)対dbx NR(米dbx)ただし、日本ビクター開発したANRSは可聴上、ドルビーBタイプNR互換性があった。 DATレコーダ向け高解像度・超高音質記録方式96kHzハイサンプリング(HS-DAT)対スーパー・ビット・マッピング(SBM技術面では結局引き分け終わったものの、両者ともに今日デジタルオーディオにおけるハイレゾリューションオーディオ源流となった大衆向けデジタルオーディオ向け録再メディアMDDCC 音楽CD後継規格次世代オーディオディスク):SACDDVD-Audioいずれの規格音楽CD置き換えるほどの普及はしていないものの、これらの経緯が後に登場するハイレゾ音楽配信サービス活かされる事となった。 音声圧縮MP3AAC-LCWMA対ATRACMP3が勝利AAC-LCMP3後継規格であるがやはり競合勝利した。 アナログカセットテープ:コンパクトカセット対エルカセットコンパクトカセットが勝利オープンリールテープ同一テープ幅の磁気テープ採用したカセット規格として、「オープンリール音質カセットに」と言うキャッチフレーズ製造販売されたエルカセットだったが、オープンリールとの差別化失敗デッキ販売メーカーでの規格普及足並み悪さコンパクトカセット高音質メタルテープ登場したことやコンパクトカセットデッキ高性能化、さらにウォークマン登場で外で音楽聞けるようになったコンパクトカセットテープに対してテープ規格ポータブル化に適さなかったため、完全に敗北し発売開始から4年足らず終売消滅したメモリーカード大型コンパクトフラッシュスマートメディアマルチメディアカード 中型SDメモリーカードメモリースティックxDピクチャーカードSDメモリーカード導入するメーカー多くメモリースティック導入したメーカーソニー及び数社で、ソニーを含むメモリースティック陣営も、互換性観点からSD陣営移行もしくはSD / MS又はSD / XD両対応になっていった。 小型miniSDカードメモリースティックDuo後述の超小型に需要移行した。 超小型microSDカードメモリースティックマイクロMMCマイクロ

※この「家電機器」の解説は、「規格争い」の解説の一部です。
「家電機器」を含む「規格争い」の記事については、「規格争い」の概要を参照ください。

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