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家電機器
家電機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:26 UTC 版)
民生市場について記す。太字の項目は、商業的・歴史的にみて勝利したといえるもの。細い文字は引き分け、もしくは敗北。 ビデオ関連規格(ビデオ戦争の項目も参照)ビデオテープレコーダ:VHS対ベータマックス 映像ディスク:LD対VHD 小型ビデオテープ:8ミリビデオ対VHS-C デジタルビデオテープ:DV対D-VHS 映像ディスク:Super Density Disc対MultiMedia Compact Disc - 製品化前にDVDとして統一。 DVD関連規格DVD フォーラム規格(DVD-)対DVD+RW アライアンス規格(Plus, DVD+) - 下記参照 DVD-RW対DVD-RAM - ただしほとんどのパソコン書き込み型DVDドライブはハイパーマルチであり、いずれも使用できることがほとんどである。 記録型映像ディスク:DVD-RAM/RW対MVDISC 第3世代光ディスク:BD対HD DVD オーディオ関連規格レコードの形状:円筒型(フォノグラフ)対円盤型(グラモフォン)1877年にトーマス・エジソンが発明した円筒型レコード(フォノグラフ)と、1887年にエミール・ベルリナーが発明した円盤型レコード(グラモフォン)が競合したが、プレスによる量産が可能でありまた保管にも幅をとらないという利便性からグラモフォンの人気が高まり、フォノグラフは衰退していった。 レコードの回転数:LP盤(33回転)対EP盤(45回転)対SP盤(78回転) 民生向けテープレコーダー(テープデッキ)用ノイズリダクション:ドルビーNR(米ドルビーラボラトリーズ。B・C・S)対ANRS(日本ビクター〈現・JVCケンウッド〉。上位版のSuper ANRS含む)対Adres(東京芝浦電気〈現・東芝〉)対dbx NR(米dbx)ただし、日本ビクターが開発したANRSは可聴上、ドルビーBタイプNRと互換性があった。 DATレコーダ向け高解像度・超高音質記録方式:96kHzハイサンプリング(HS-DAT)対スーパー・ビット・マッピング(SBM)技術面では結局、引き分けに終わったものの、両者ともに今日のデジタルオーディオにおけるハイレゾリューションオーディオの源流となった。 大衆向けデジタルオーディオ向け録再メディア:MD対DCC 音楽CDの後継規格(次世代オーディオディスク):SACD対DVD-Audioいずれの規格も音楽CDを置き換えるほどの普及はしていないものの、これらの経緯が後に登場するハイレゾ音楽配信サービスに活かされる事となった。 音声圧縮:MP3対AAC-LC対WMA対ATRACMP3が勝利。AAC-LCはMP3の後継規格であるがやはり競合に勝利した。 アナログカセットテープ:コンパクトカセット対エルカセットコンパクトカセットが勝利。オープンリールテープと同一のテープ幅の磁気テープを採用したカセット規格として、「オープンリールの音質をカセットに」と言うキャッチフレーズで製造販売されたエルカセットだったが、オープンリールとの差別化の失敗やデッキの販売メーカーでの規格普及の足並みの悪さ、コンパクトカセットに高音質のメタルテープが登場したことやコンパクトカセットデッキの高性能化、さらにウォークマンの登場で外で音楽を聞けるようになったコンパクトカセットテープに対して、テープの規格上ポータブル化に適さなかったため、完全に敗北し発売開始から4年足らずで終売・消滅した。 メモリーカード大型:コンパクトフラッシュ対スマートメディア対マルチメディアカード 中型:SDメモリーカード対メモリースティック対xDピクチャーカードSDメモリーカードを導入するメーカーが多く、メモリースティックを導入したメーカーはソニー及び数社で、ソニーを含むメモリースティック陣営も、互換性の観点からSD陣営に移行もしくはSD / MS又はSD / XD両対応になっていった。 小型:miniSDカード対メモリースティックDuo後述の超小型に需要が移行した。 超小型:microSDカード対メモリースティックマイクロ対MMCマイクロ
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家電機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:06 UTC 版)
「フェライト系ステンレス鋼」の記事における「家電機器」の解説
家庭用温水器の貯湯タンクでは、耐応力腐食割れの長所からフェライト系がタンク材料に採用されている。日本では、オーステナイト系のSUS304を使用していた初期のステンレス製タンクでは応力腐食割れが問題となり、高耐食性のフェライト系SUS444(およびこれをベースに成分調整した鋼種)の使用が定着している。 洗濯機のドラム用材料としても、フェライト系の使用が好例として挙げられる。洗濯機ドラムは洗剤に加えてほぼ常に湿気にさらされる。高強度化・軽量化ならびに耐食性・清潔感の観点からステンレス鋼がドラム用材料に使われており、主にコスト面からフェライト系が使われている。銅、ニオブを添加して成形性・溶接性を向上させ、クロム量を増やし炭素量を少なくして耐食性を向上させたフェライト系の鋼種などで採用例がある。 フェライト系は磁性を持つため、IH調理器用の鍋類の材料にも適している。磁性があるためマグネットでメモなどを留めることもできる。コストの利点からも冷蔵庫の外板用などでも使われる。耐食性を持つ磁性体材料であることを利用して、フェライト系はかつてのフロッピーディスクでも使用されていた。主流だった3.5インチフロッピーディスクの回転磁気シートの中心部は、主に430系が使われていた。
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