ディー‐ブイエッチエス【D-VHS】
読み方:でぃーぶいえっちえす
《data video home system》日本ビクターが開発したデジタル方式のビデオテープレコーダー規格。デジタル放送、デジタルハイビジョン放送の記録に対応する。→ブイ‐エッチ‐エス(VHS)
D-VHS
ディーブイエッチエス (D-VHS)
D-VHS (除コーデックタイプ)
ビクターが開発した新VHS規格。デジタル放送機器からのデジタル信号を「そのまま」記録するものだが、記録される内容はデジタルのままなので、録画内容を見たい場合はデッキの他に必ずデコーダーが必要となる。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
D-VHS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/11 08:30 UTC 版)
D-VHS(ディー・ブイエイチエス/データ・ブイエイチエス)は、家庭用ビデオデッキとして業界標準となったVHS方式をベースにデジタル放送に対応した規格。日本ビクター(現・JVCケンウッド)が当時アメリカ合衆国で放送が開始されていたCSデジタル放送の信号を、そのままVHSテープに録画する規格として開発した。DIGITAL Hi-Vision Videoの文言が併記される事もあり間違われることが多いが、頭文字の「D」は“Digital”ではなく“Data”を略したものである[1]。
注釈
出典
- ^ D-VHS入門、ACII.jp、2001年4月19日
- ^ D-VHSからのMPEG-2キャプチャが可能なIEEE1394カード GV-DVC3/PCI、ASCII.jp、2002年1月18日
- ^ VHSのデジタルフォーマット「D-VHS」全仕様決定、日本ビクター、1998年7月3日
- ^ CSデジタルチューナー内蔵 D-VHS VTRを発売 - 日立製作所、1998年8月27日
- ^ 世界初 アナログ地上波・BS放送をデジタル記録する D-VHS VTR DT-DR3000」を発売、日立製作所、1999年7月15日
- ^ IEC 60774-5 Ed. 1.0:2004 12.65 mm (0.5 in)磁気テープをVHSで使用するヘリカル走査ビデオテープカセットシステム-第5部:D-VHS、JSA GROUP Webdesk、2004年4月7日
- ^ 2011年以降のBSデジタルD-VHS記録で支障が出る可能性 -BS再編などで設計上限を超える可能性。ビクター発表 - AV Watch、2009年4月13日
- ^ 総務省「衛星放送の現状 平成29年度第2四半期版」30頁以降参照
- ^ D-VHS ハイビジョン モニターチェックテープ、Phile-web
- ^ S-VHS/D-VHS/W-VHSビデオテープ生産完了のお知らせ - ウェイバックマシン(2014年12月16日アーカイブ分)、ビクターアドバンストメディア、2014年1月31日
- ^ 商品に関するお問い合わせ窓口のご案内、太陽誘電
D-VHS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:01 UTC 版)
D-VHSでは、パッケージ規格“D-Theater”でリージョンコードが導入されている。パッケージとデッキのリージョン番号が一致しないと再生できない。
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