固定ビットレートとは? わかりやすく解説

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こてい‐ビットレート【固定ビットレート】


CBR

フルスペル:constant bit rate
読み方シービーアール
別名:固定ビットレート

CBRとは、一定のビットレート転送するデータ圧縮することである。固定ビットレートとも言われる

一定の時間映像音楽といったソースを、あらかじめ決められデータ記録容量媒体圧縮して記録する場合適しているとされる

なお、圧縮率データ内容によって変動する方式可変ビットレートVBR)と呼ばれるVBRのうちビットレート平均値近くなるよう調整を行うものは平均ビットレートABR)という。

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固定ビットレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/22 15:07 UTC 版)

固定ビットレート(こていビットレート、: constant bitrate, CBR)は、電気通信におけるQuality of Serviceに関連する用語。対義語として可変ビットレートがある。

コーデックにおいて、固定ビットレートのエンコードとは、コーデックの出力データの消費されるべきレート(速度)が一定であることを意味する。容量に制限のある通信路では最大ビットレートが通信路の容量を超えないようにする必要があるため、CBRはマルチメディアコンテンツのストリーミングに適しており、容量ぎりぎりまで利用することができる。複雑な部分に十分なデータを割り当てず品質や音質が低下する反面、単純な部分ではデータを無駄に使うため、CBRは情報を保存する用途には適さない。

複雑な部分に十分なデータを割り当てないという問題は、ビットレートを高く設定することで回避できる(例えば、256kbit/sあるいは320kbit/s)。そうすることで常に十分なビットが割り当てられるが、総転送データ量はビットレートに比例して大きくなり負荷がかかりやすくなる。

ハフマン符号連長圧縮などの符号の多くは可変長符号を生成するため、完全なCBRを実現することは難しい。これは量子化精度を可変にすることである程度解決でき、生成された有意なビット列が短い場合には固定長の長さまで空ビットを補うパディングを行うことで完全に解決する。ただし、CBRと言った場合、16ビットの音声標本を全て8ビットに削減するような単純な方法を含意している。

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