シー‐ディー‐ブイ【CDV】
読み方:しーでぃーぶい
《compact disc video》コンパクトディスクに、音だけでなく動画情報も記録できるようにしたもの。20分間の音声記録(Audio Part)と、5分間の音声・動画記録(Video Part)の収録が可能。これからAudio Partを独立させたものがシングル音楽CDの規格となった。
シー‐ディー‐ブイ【CDV】
読み方:しーでぃーぶい
CDV
CDV 【CD Video】
CDV
CDVとは、CDの技術を応用して策定された光ディスクの規格のひとつで、音声のほかに最大5分の映像を記録できるCD仕様のことである。1987年に製品化された。
CDVには、最大で20分の音声と、最大5分までの音声つき映像が記録できる。音楽CDにレーザーディスクの技術を組み合わせることによって、映像の記録を実現している。
ディスクのサイズは12cmで、通常のCDと同じである。記録面は「PART」と呼ばれる単位に分かれており、内側の8cm幅の部分が音声記録の「AUDIO PART」で、外側4cmが映像を記録できる「VIDEO PART」となっている。これら各パートでは回転速度が異なるため、各パートの間には20秒程度の空白がある。通常の音楽CDプレーヤーでAUDIO PARTは再生できるが、VIDEO PARTの再生には、専用の機器が必要である。
ちなみに、CDVの仕様のうちAUDIO PARTだけを切り取って独立させた規格が、後に直径8cmのシングルCDの規格(CD Single)となった。
CDV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/10 19:14 UTC 版)
CDV
- CDビデオ (CD Video)
- 犬ジステンパーウイルス (canine distemper virus)
- cdvソフトウェア (cdv Software Entertainment) - ドイツのゲーム会社。
- コードバ (Cordova; IATA: CDV) - アメリカ合衆国のアラスカ州の都市。
- マール・K(マッドホール)スミス空港 (Merle K. (Mudhole) Smith Airport; IATA: CDV) - アメリカ合衆国のアラスカ州のコードバにある空港。
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CDビデオ
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CDビデオ CDV | |
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メディアの種類 | 光ディスク |
記録容量 | 音声20分、映像5分 |
回転速度 | 200 - 530rpm |
読み取り方法 | 780nm赤外線レーザー |
策定 | ソニー、フィリップス |
主な用途 | テキスト |
ディスクの直径 | 12cm |
大きさ | 120×120×1.2mm |
関連規格 | コンパクトディスク |
CDビデオ (CD Video, CDV, CD+V, CD-V) は、コンパクトディスクとレーザーディスクの技術を組み合わせて開発されたRed Book[1]に属する光ディスク規格。ビデオCDが開発される以前の1987年に発表された。映像規格としてはアナログビデオに属する。
特徴
CDビデオは一般的なCDと同一の形状の直径12cmの中心に穴のあいたディスクで、オーディオCDなどと区別をするため、記録面は特有の金色の光沢を持っている。一般のオーディオCDプレーヤーで再生することのできる内側8cmの部分(オーディオパートと呼ばれる)にデジタルの音声情報を最大20分収録できるほかに、残りの外側部分(ビデオパート)に最大5分のアナログの映像情報を収録することができる。
プレイヤー
CDビデオを再生できるものとして初めて製品化されたレーザーディスクプレーヤーは、1987年にパイオニアから発売されたPioneer CLD-1010である。規格上では、デジタル音声を収録したレーザーディスクにCD同様のTOCも併録したものも、CD VIDEO LDとしてCDビデオの一種とされていた。
レーザーディスクに対抗してVHD陣営の一翼を担っていた松下電器産業(現 パナソニック)は、CDの延長規格であるCDビデオを再生できるプレーヤーとして、レーザーディスクプレーヤーの発売をしていた。
派生規格
1990年9月に、オーディオパート部分を独立させたCDシングルとビデオパート部分を独立させたビデオシングルディスク (VSD) が規格化される[2]。
なお、CDビデオは既に事実上忘れ去られた規格となっていたことから1993年にビデオCDが登場した際に似た名称を持つことによる混乱はあまり大きくなかった。
名称
CDビデオという名称 およびロゴマーク印刷強制にはオランダ・フィリップス社による強制力が働いていたという逸話がある[3]。
脚注
- ^ “CD Products”. フィリップス. 2020年8月8日閲覧。
- ^ 『CDがもたらした三つの文化革命 コンパクトディスクその20年の歩み』CDs21ソリューションズ、2005年、54頁。
- ^ 『ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由』光文社〈カッパブックス〉、1987年。
CDV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:37 UTC 版)
「HOT LIPS (吉川晃司の曲)」の記事における「CDV」の解説
VIDEO PART全作詞・作曲: 吉川晃司、全編曲: 清水信之。 #タイトル作詞作曲・編曲1. 「HOT LIPS」 吉川晃司 吉川晃司 AUDIO PART全作詞: 吉川晃司、全編曲: 清水信之。 #タイトル作詞作曲時間1. 「踊れよRain」 吉川晃司 吉川晃司 4:58 2. 「GLAMOROUS JUMP」 吉川晃司 W.GUY 3:52 3. 「BIRTHDAY SYMPHONY」 吉川晃司 吉川晃司 4:58 4. 「Little Darlin'」 吉川晃司 吉川晃司 4:11 合計時間: 17:59
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