video
「video」とは、映像・動画・映画のことを意味する英語表現である。
「video」の基本的な意味
「video」は、主に映像・動画・映画という意味で用いられる名詞・形容詞・動詞である。名詞としては、デジタルファイル、DVDなどの動画と音声の記録、人気の曲に合わせて制作されたミュージックビデオ、テレビ、ビデオレコーダー、ビデオテープなどの意味で用いられる。形容詞としては、テレビの、ビデオ映像のという意味で用いられ、動詞としては、テレビから番組を録画する、ビデオカメラを使用してイベントを撮影するという意味で用いられる。また、「video」の複数形は「videos」である。「video」の語源
「video」の語源は、見るという意味のラテン語の「video」である。また、証拠という意味の英語の「evidence」と語源を同じくする。「video」の発音・読み方
「video」の発音はカタカナ語では「ビデオ」と表記されるが、発音記号ではイギリス英語は「vɪdiəʊ」、アメリカ英語は「vɪdioʊ」という表記となる。そのため、イギリス英語の発音記号をカタカナにすると「ヴィディアゥ」、アメリカ英語の発音記号をカタカナにすると「ヴィディオゥ」という発音になる。「ヴィ」は、前歯で下唇を軽く嚙みながら「ヴ」の音を出し、すぐに「イ」と「エ」の中間の「ィ」の音を発音すると、ネイティブに近い発音になる。「movie 」と「video」の違い
「movie 」と「video」は、どちらも動画という意味で用いられるが、ニュアンスが少し異なる。「movie」は動画や映像を表す言葉で、ホールや劇場で鑑賞する映画を指す。「video」は、テレビで放映される番組や映画、VHSまたはその他のフォーマットに保存された動画のことを意味する。また、日本においては「movie」は映画という意味で用いられ、「video」は動画や映像作品の総称として用いられている。「video」を含む英熟語・英語表現
Video Clip
Video Clipとは、エンターテインメントなどの動画から切り取られたショート動画のことを意味する。「ミーム」とも呼ばれており、おもしろ映像やジョークなどが多い。ソーシャルネットワークにおいての視聴者の習慣と欲求は短いコンテンツを求める傾向が強いため、長編の動画よりもVideo Clipのように短いものの方が好まれている。
videoサイトとは
videoサイトとは、動画を投稿・視聴できるウェブサイトの総称である。アプリをダウンロードすることで、スマホから簡単に利用することができ、サイトの利用者が投稿した動画を視聴することができるほか、自分の動画を投稿して不特定多数の人に見てもらうこともできる。videoタグとは
videoタグとは、動画ファイルをHTML文書内に埋め込むためのタグのことを意味する。videoタグは、コンテンツに基づいてビデオをインデックス化し、カタログ化するために用いられる。タグ付けにより、後ですぐにアクセスできるように場所をマークできる。そのため、プラグインをインストールしなくても、標準のHTMLから動画を見ることができる。 「video」の使い方・例文・People can upload videos of their pets to this video site.(ペットの動画をこの動画サイトにアップロードできる)
・I'd rather go to the movie theatre than watch a video in home.(家でビデオを見るよりも映画館に行きたい)
・She chose a comedy from the stack of videos on the shelf.(彼女は棚にあるビデオの山からコメディーを選んだ)
・We're going to rent a couple of videos to watch in this holiday.(私たちはこの休暇中にいくつかのビデオをレンタルして見るつもりだ)
・We were talking about a shocking video we saw on the Internet.(私たちはインターネットで見た衝撃的なビデオについて話していた)
・The video of their wedding was made by a famous video production company.(彼らの結婚式のビデオは、有名なビデオ制作会社によって作られた)
・The video portion of the broadcast was fine but the sound was not clear.(放送のビデオ部分は問題なかったが、音声がクリアではなかった)
・The large video file took a while to upload on the video site.(動画ファイルが大きいため、動画サイトにアップロードするのに時間がかかった)
・The long-awaited sequel is now available on video.(待望の続編は、現在ビデオで見ることができる)
・We videoed the piano concert.(私たちはピアノのコンサートをビデオ撮影した)
ビデオ【video】
ビデオ
ビデオとは、動画データを取り扱い、生成、伝送、変換、記録、再生などの機能を持つ電子機器のことである。また、映像に関する技術や、映像・動画を意味する形容詞としても一般的に用いられている。
動きのある映像情報(動画)を扱う機器のことが「ビデオ機器」あるいは、短く「ビデオ」と呼ばれている。動画を扱う技術は、もともとアナログ系の技術として、主にテレビジョン分野で確立されてきた。アナログの電子回路で処理が容易な、NTSCなどのいわゆる走査線を用いて1枚の画像を複数本の走査線データに分解し、これを時系列並べ、人間にとってスムースに感じられる毎秒30画面程度の速度で伝送する、という考え方を基本としてきた。この時系列データを、電波で伝送するのがテレビジョン(television)である。
動きのある映像情報を符号化し、ケーブルなどを用いて、時系列に伝送される信号は、ビデオ信号と呼ばれる。ビデオ信号は、撮影時にビデオカメラから出力され、記録メディアに記録される。VHSなどのメディアは、このような時系列データを、アナログ信号として磁気テープ上に記録し、再生するものである。DV(Digital Video)テープやHDD(ハードディスク)の場合は、信号はデジタルデータとして記録、再生される。記録メディアは、磁気テープに代わってFD(フロッピーディスク)やHDD(ハードディスク)などの磁気ディスク系メディアや、あるいは、CD、DVD、BD(ブルーレイディスク)などの光ディスク系メディアなどに、徐々に移行している。さらに、半導体メモリの集積度の向上や低価格化に伴い、フラッシュメモリやSDメモリーカード、SSDなどを記憶媒体として用いる流れも普及しつつある。
なお、デジタルな放送技術としては、日本国内では、地上波デジタル放送(地デジ)への移行が決まっている。表示装置としては、走査線数の数が1125本以上という、従来TVの倍以上のスペックを持つHDTV(High Definition TV)が徐々に増えている。
ビデオ技術は、PCの普及、デジタル放送の普及などとともに、徐々にデジタル化されてきている。既に、デジタル放送が開始され、2011年7月よりアナログTVは終了し、完全にデジタル放送に移行することが決定している。またデジタル技術が発展してきた影響もあり、放送と通信分野の境界は曖昧になってきており、両分野が融合していく傾向も見られる。デジタル化した状態では、ビデオ機器とPCの相性は良く、PCと接続できる機種も増えている。
PCやWebにおいては、映像に関連する技術やデータを示す形容詞として「ビデオ」を用いることが一般的である。とりわけ2000年代の中盤以降、インターネットを通じてビデオ関連コンテンツが配信されるサービスが著しい普及を見せており、YouTubeと嚆矢とする動画共有サイト、GYAOやJoostなどのような映像専門メディアなども多数登場している。ニュースサイトでも映像ニュースを配信することが珍しくなくなっている。
ビデオ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年5月) |
ビデオ(Video) 聞く とは、狭義にはテレビジョン技術において、電気信号を用いた映像(映像信号またはビデオ信号)の処理技術と、それを利用した周辺技術全般に関わる用語である。広義では、コンピュータのディスプレイなど、テレビジョンで用いられるビデオ信号によらない画像を利用する機器全般に用いられる。基本的には、動画を扱う場合が多い。
通常、次のように修飾的に用いる。
- ビデオカメラ:風景、人物など実物を撮影してビデオ信号を得る機器(撮像機器ともいう)。家庭用のものは、後述のビデオ信号記録装置(ビデオテープレコーダ)と一体になっている物が多い(→カムコーダ)。
- ビデオ信号処理装置:ビデオ信号を加工(処理)する装置。
- ビデオ信号記録装置:ビデオ信号を記録する装置。一般にはビデオテープレコーダ、ハイブリッドビデオレコーダなど。家庭用ビデオテープレコーダを「ホームビデオ」「ビデオデッキ」または、単に「ビデオ」と表記することがある。同様にディスク媒体(記録型DVDやハードディスクドライブを用いたビデオレコーダあるいはプレーヤも「ビデオ」と呼ばれることがある。
- ビデオグラム:ビデオによる映像を利用したコンテンツまたはソフトウェア。電気的録音録画物、ビデオソフトともいう。
- ビデオ表示端末(英語: Video Display Terminal, VDT):いわゆるビデオモニター。
- ビデオカード:コンピュータの表示回路(VGAなど)を実装したプリント基板。
- オンラインビデオプラットフォーム(英語: Online video platform, OVP):インターネット上のビデオプラットフォーム(主なサービス:YouTube、ニコニコ動画、TikTok、XVideos、Twitch、Netflix、U-NEXT、ABEMA、Vimeo、Brightcove等)。
- ビデオフォン(英語: videophone)/ビデオコール(英語: video call):日本ではテレビ電話と呼ばれる。
- ビデオメール (Video mail):動画付き電子メール。
- ビデオゲーム(英語: video game):日本ではテレビゲームと呼ばれる。
- ビデオポーカー:ビデオモニターに表示されたトランプでポーカーの役を作るゲーム。
- ホームビデオ - 家庭用の「ビデオ信号記録装置」や「カムコーダー」、一般に流通している「セルビデオ」や「レンタルビデオ」などを示す言葉。ワーナー・ホーム・ビデオなど社名に入れている企業もある。
ビデオ技術はアナログ信号を用いた技術のほか、デジタルビデオ技術を含む。また、ビデオ信号に必須の時間軸管理技術は、他のデジタル技術も応用した記録型DVDやハードディスクを用いたレコーダにあっても必須のものである。ビデオレコーダー
曖昧さ回避
日本において一般的な文脈で単に「ビデオ」と呼んだ場合、ビデオテープ、特にVHSを指す用法も多く、VHSが普及していた時代(凡そ 1980 - 2000年代)によく見られた。
関連項目
Video
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 08:05 UTC 版)
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