そうさ‐せん【走査線】
走査線 【scanning line】
走査線
画像をテレビに描き出す際に、画面上を走査する軌跡のことを走査線という。水平走査線方式のNTSCの場合、1フィールドが262.5 本の走査線で、奇数、偶数のフィールドで1フレーム525本の映像を再現する。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
走査線
【英】scanning line
走査線とは、テレビやディスプレイの画面の水平方向の線のことである。
テレビやディスプレイの画面では、画素という小さい画面の単位に分割することができる。この画素を左から右へ、上から順に光らせることでテレビやディスプレイが映し出される。このように順に光らせていくことを走査といい、走査線とは、走査によって描かれた画素の横1行分の軌跡のことを指す。
走査線の本数が多いほど、より高精細・高画質な映像を映し出すことができる。
日本で採用されていたNTSC規格のテレビの走査線は525本である。ヨーロッパで主流のPAL規格では、走査線は625本となっている。最近普及が進んでいる「ハイビジョン」は、1125本の走査線を持ち、従来に比べ非常に高画質で表示することが可能となっている。
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走査
(走査線 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 21:50 UTC 版)
走査(そうさ)、スキャン (scan) とは、対象を探針や電子線のような点状(あるいは直線状)のものでなぞって対象物の線(面)の情報を得ることや、発振あるいは同調周波数を連続的に変化させることで対象物質の情報を得たり、対象の持つ情報を再生することである[1]。 掃引(スウィープ)と似ており、そのように言うこともある。
- ^ a b c 赤木真澄 (1983-11-01). “オペレーターのための新・電気の広場 ビデオ・ゲームのしくみと働き 連載第2回”. ゲームマシン (アミューズメント通信社) 223: 16 .
- 1 走査とは
- 2 走査の概要
「走査線」の例文・使い方・用例・文例
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